平成23年度の轟木小学校ブログを再開します。

6月7日(火)。

早いもので,平成23年度も4・5月があっという間に過ぎてしまいました。
遅くなってしまいましたが,今年度の本校のブログを再開させていただきます。


まずは,4月28日発行の「学校だより」からの抜粋です。

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学ぶ習慣づくり

                校長 畑川 慶行

 学ぶ習慣づくりは学校では意図的,計画的に展開していますが,家庭における学ぶ習慣づくりについて考えてみましょう。
 家庭は家族との触れ合いを通じてお子さんの豊かな人間性を培う最も基本的な場であり,安らぎと憩いのある社会です。また家庭は,お子さんが人格形成上,幅広く学習し成長する場であり,基本的生活習慣を育む場でもあります。このような家庭が担うべき役割をもって,保護者の皆さんには,常に善悪の判断力,我慢すべきときには我慢できる忍耐力や自制心,社会的マナーや規範意識の高揚,心身ともに丈夫な体づくりなど,機会を捉えてお子さんに意識化させることが,学ぶ習慣づくりに極めて有効だと考えます。
 家庭で学ぶ習慣づくりの1つめの要点は,お子さんに多様な体験の機会と場を意図的に与えたり,親子で共有することです。机の上だけでの知識が無駄だと言っているのではありません。保護者の皆さんは,体験から得られた知識がより生活を豊かにすることを,ご自分のこれまでの経験を振り返ればすぐにお気づきになることでしょう。子どもは元来知的好奇心に満ちあふれている存在です。「わかった」,「できた」という達成感や成就感に触れる体験があってこそ,はじめて学ぶ喜びや楽しさを実感できるのです。この実感を体験できたお子さんは,次への学びへの意欲につながり,学びが習慣化されるでしょう。「聞いたことは忘れ,見たことは覚え,やったことは身に付く」と言われるように,体験を大切にすべきだと思います。
 2つめの要点は,お子さん自身が自分を好きになるよう心がけることです。つまり家庭で学ぶ習慣づくりが定着するには,自己肯定感や自尊心をもった子どもに育てることがポイントだと言われています。ある調査によれば,現代の子どもは,自分自身が嫌いでつまらない人間だと感じたり,自分に誇りをもてない子どもが年齢が高くなるほど増加しています。自虐的な子どもは,夢や希望など生きる目標をしっかりもたない傾向にあります。「最後までよくやったね。」「お父さんやお母さんは,やりきると信じていたよ。」など,お子さんの自己肯定感や自尊心が育まれるような温かいまなざしや声かけは,お子さんの居場所を安定させ,自らの生活や自分自身をかけがえのない人間として大切にしようとします。
 3つめの要点は,学ぶ習慣づくりの在り方を考えるとき,考えることのおもしろさや楽しさが大きな要素です。ノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏は,小学校4年生のとき,ある本を読んで書いた感想文の中に「自分の頭で考え自分の足で調べ自分の手でつくることの大切さは,どのような時代になっても変わらないだろう。」と述べています。頭も足も手もどれも大切なものばかりですが,学ぶ出発点は頭で考えることでしょう。「なぜ,どうして,どうなってるの」というお子さんの純粋な問いかけに時間と手間をかけて,お子さんの学ぶ楽しさに灯をともし,学ぶ習慣づくりを定着させられるのは身近な保護者の皆さんです。
 家庭での学ぶ習慣づくりは,必ずや「自らを生かし,社会や集団に貢献できる」子どもの育成につながるものと確信いたします。

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なお,本日5校時,全校児童による児童総会が行われましたが,そちらについては,次回に記載いたします。



2011/06/07 16:50 | この記事のURL