島守小学校

「思い」を「行動」に移す。

トルコ・シリアを応援しよう!
  
 

1890年親善のために訪れたトルコのエルトゥールル号が沈没しました。
この海難事故に、紀伊大島の島民は懸命に救助活動を行いました。

それから95年後の1885年、イラン・イラク戦争が続いているイランにいる日本人は、
イランを出国できずにいました。日本からの救援機も安全が確保できないという理由で出せない状況でした。
そんなときに救いの手を差し伸べたのがトルコでした。
トルコの人々は、エルトゥールル号の事故の時に、日本人が救助してくれたことを忘れていなかったのです。
トルコから駆けつけた救援機2機が日本人125名を救出しました。
タイムリミットまで2時間というところでした。

そして、2023年。トルコ・シリアで大きな地震が発生し、多くの命が失われました。
未だ救助活動が続いています。

このような、トルコと日本の関係、トルコの現状を学んだときに6年生が、
「助けてあげたい」「何か送りたい」という思いを抱きました。

島守小学校は、青少年赤十字活動に取り組んでいます。そこで、赤十字のホームページを見ると、
募金活動を行っていたので、自分達も取り組もうとなりました。

6年生の「思い」が「行動」になりました。
そしてその「行動」に応える「リアクション」が全校からありました。
この経験は、子ども達にとって、
世界を、社会をよりよい方向にむける「思い」を「行動」につなげるということを学んでいます。

ご理解と御協力、ありがとうございます!
  


2023/02/21 09:10 | この記事のURL学校生活