えんぶり出前講座
2月18日(金)(「えんぶりの日」の翌日)に、2月20日付けのデーリー東北の特集記事にえんぶり中止に関するインタビューが載っていた、前八戸市博物館館長で、現在中居林えんぶり組の親方でもある古里淳さんにおいでいただいて、えんぶりについての講演を聞きました。古里さんは、博物館の館長さんをやる前に南郷歴史民俗資料館に勤務されておられましたし、ずっと本校の学校便りで連載をしてくださっていますので、おなじみだと思います。島守にとっては大切な方です。毎年本校でこの時期にえんぶりのお話をしてくださるのですが、2年連続中止のこんな時だからこそ、えんぶりを持続させていくために、踊りの意味や由来、歴史等を学ぶことは大事なのではないかと思います。特に本校では、荒谷えんぶり組で踊っている子が何人もいますからなおさらです。事後の子供達の感想を聞くと、何人かが「組のマークがそれぞれ違っていて、荒谷は鹿の角だと初めて知った。他の組のマークも知りたい。」という声が聞かれました。何か来年以降の総合的な学習の種が蒔かれたような気がしました。