島守小学校

教育指導課・総合教育センター訪問

11月1日は総合教育センターやこども支援センターの先生方が島守小学校の授業を見に来てくださいました。

当初は1学級は一人一台端末を使った授業を…と思っていたのですが、加速度的に日常の学習の色々な場面で使う場面が増えていき、結局全学級で何らかの形で一人一台端末を使った授業になりました。

5・6年の体育では、互いに跳び箱の演技を録画し合い、技のポイントを目で見て確認し、習得を目指して練習に生かしていました。

3・4年では、算数の面積の学習で島守盆地の面積を表すのにグーグルアースの衛星写真を利用していました。

1・2年ではフラッシュカード代わりに九九の暗唱に先生自作のスライド教材を使っていました。

もちろんそればかりではなく、アレイ図を操作し、手と目でかけ算の累加を実感させる算数的な活動や数図ブロックを使った手の操作もしっかり行い、実感を伴った理解に努めていました。また、来年度の1年生への「プレゼントボックス」にたし算ひき算のやり方の説明書を入れてあげるんだ、という仕掛けや、1年生が見つけたやり方が合っているか、隣でかけ算の勉強をしていた2年生に聞いてもらって確かめる活動。一人一台緒端末のドライブに録画してあった3年生、4年生の九九の暗唱動画で答えを2年生が確かめる活動など、担任の先生の異学年のつながりを大切にする工夫がたくさんちりばめられていました。人間関係が濃密な小さな学校ならではの、「学びに向かう力」を向上させる工夫でした。

見に来てくださった先生方は、島守小学校の落ち着いて、一生懸命学習に取り組む子ども達と先生方をたくさん褒めてくださいました。ありがとうございました。



2021/11/03 16:50 | この記事のURL学校生活