島守小学校

ウニの殻むき体験学習

6月18日(金)に海洋パイオニアスクールプログラム「ウニの殻むき体験学習」を大久喜漁港で行いました。

毎年行っている地元の大久喜小学校の子ども達や生産部会のプロの方々に教わりながら、実がたくさん詰まったウニを殻からそうっと形をつぶさないようにとりだし、機械で殺菌された海水で洗い、内臓などをピンセットでとります。実に手間がかかる作業です。



終わった後は、タッパーや弁当箱に入れて持ってきたご飯にむいたばかりのウニをてんこ盛りにしてウニ丼をお腹いっぱい食べました。


新聞社も2社取材に来ており、何人かはインタビューされていました。
上手に答えられたかな?

最後の感想は、あらかじめ準備した原稿ではなく、その場で感じた思いを6年生代表が率直にお話ししてくれました。
大変素晴らしいスピーチでした。

最初のあいさつで生産部会の方が、「山がしっかりしているから、森の栄養が川から海に流れ、海藻が育ち、それを食べるうにが育ちます」とおっしゃっていました。
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「持続可能な社会」のためにSDG’Sが国連で少し前に(2016年)採択され、2030年つまりこの子達がちょうど大人になるまでに達成を目指す目標を17定めました。その14番目が「海の豊かさを守ろう」そして15番目が「陸の豊かさも守ろう」です。この2つは密接につながり、一体として守る意識をきっとこの山の子達と海の子達はもって育っていく契機となる、大変意義深い体験学習になったのではないかと思います。
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とにかく、大久喜と法師浜の両生産部会の方々には大変お世話になりました。また、大久喜小学校の皆さんにもお世話になりました。大変ありがとうございました。
2021/06/19 15:00 | この記事のURL学校行事