島守小学校

研究授業

一昨日は3・4年生の研究授業がありました。

4年生は昨年から複式学級で過ごしていますが、3年生は今年度5月から初めて複式学級になりました。
実質4ヶ月でどれだけ複式授業ができるようになったのか、学校の先生方みんなで見に行きました。
すると、4年生はもちろん1年以上複式の授業をしているわけですから、先生がつかない、いわゆる「間接指導」の時はガイド役の子供を中心に自分たちでしっかり学習を進めることができていました。
一方、3年生はと見ると、なんと3年生も4年生に負けず劣らず、2人のガイドさんを中心に、「間接指導」時に学習を進めることができていました。たった4ヶ月で大変素晴らしい進歩です。これは、現担任の先生の指導のたまものでもあるし、前担任の複式授業を見越した昨年度の指導の成果であるとも言えます。学習の仕方(広義の「学び方」)も確立されており、それが主体的に学んでいる姿につながっています。


複式授業は、先生が半分の時間しかその学年について指導できません。
すると必然的に子供が自分たちで学習を進める時間が半分必要です。

今年度学習指導要領が完全実施され、「主体的な学び」の実現を日本全国の学校でめざし、先生も子供達も頑張っています。
しかし、島守小学校を始め複式の小さな学校では、実はずっと前から「主体的な学び」を目指し、実現してきていると言えます。
複式授業に主体的な学びは内包されていると言えます。
来週は2年生の研究授業です。今度は単式学級の授業です。来週も子ども達の一生懸命学ぶ姿が見られそうです。


2020/09/18 08:10 | この記事のURL学校生活