2012年9月の記事
9月5日(水) 秘密練習?!
9月5日(水) かぶとむしの卵
9月6日(木)秘密練習の成果!
昨日の秘密練習、
実は明日行われる八戸市内小学校陸上競技会に参加する
4,5年生を激励するための壮行会の練習でした。
中学生のリードでエールを送った後、
小学校1~3年のかわいいプレゼンターたちが
足がルフィーみたいに伸びる「ゴムゴムの実」や
勇気が出る「リンリンの実」、空高く飛べる「バネの実」
透明人間になれる「スケスケの実」などを選手たちに贈りました。
初めての壮行会に選手たちも緊張気味でしたが、
企画・脚本中学生、出演小学校下学年の素敵なパフォーマンスに
笑顔と力をもらったようで、
力強く決意表明していました。
小・中のチームワークばっちりの美保野。
明日の選手たちの活躍をご期待ください。
市内小学校陸上競技会は
明日、9月7日(金)東運動公園陸上競技場で開催されます。
開会式 8:50~
競技開始 9:20~
実は明日行われる八戸市内小学校陸上競技会に参加する
4,5年生を激励するための壮行会の練習でした。
中学生のリードでエールを送った後、
小学校1~3年のかわいいプレゼンターたちが
足がルフィーみたいに伸びる「ゴムゴムの実」や
勇気が出る「リンリンの実」、空高く飛べる「バネの実」
透明人間になれる「スケスケの実」などを選手たちに贈りました。
初めての壮行会に選手たちも緊張気味でしたが、
企画・脚本中学生、出演小学校下学年の素敵なパフォーマンスに
笑顔と力をもらったようで、
力強く決意表明していました。
小・中のチームワークばっちりの美保野。
明日の選手たちの活躍をご期待ください。
市内小学校陸上競技会は
明日、9月7日(金)東運動公園陸上競技場で開催されます。
開会式 8:50~
競技開始 9:20~
9月4日(火)全校朝会~美保野中閉校とこけし~
今朝の全校朝会で、美保野中閉校について
校長先生から児童・生徒のみんなにお話がありました。
《校長先生のお話》
今日は、大切な2つのお話をします。
まず、1つ目。
家でお話を聞いている人もいると思いますが、
今年で美保野中学校は閉校になります。
理由は、簡単に言うと2つです。
1つは、来年度生徒がいなくなるということ。
もう1つは、もっと大きな学校で、たくさんの友だちをつくりながら、
たくさん勉強し合うことが必要だということ。
これまで、美保野の地域の方々、先生方、市役所の人たちで
いろいろと話し合ってきましたが、
あまりにも人数が少ないということで決まりました。
中3の3人は最後の卒業生となります。
プレッシャーもあるかもしれませんが、最後のがんばりを期待します。
5年生は東中学校へ行くことになります。
通学方法、通学時間、部活動など
いろいろなことを考えて決めることになると思います。
東中学校は1学年が3~4学級の学校です。
東運動公園のそばにあるので近くを通ったことがある人もいると思います。
新しい環境になります。
大きな海に泳いでいって、しっかり成長してほしいと思います。
「僕は行けない……。」
そんな弱虫ではいけません。
4年生も3年生もみんなが中学校に上がるときには
美保野に中学校はないのです。
「よし、やってやるぞ!」という強い気持ちで行ってください。
2つ目。
(長テーブルの上のこけしを示し)
「ここにあるのは?」
(児童「こけし」)
「何に見えますか?」
(児童「こけし……」 ○○先生「子泣き爺」(笑) )
こちらの大きいこけしは椹(さわら)という木でできています。
ここに木の芯があります。
この中ぐらいのこけしはアカシアという木でできています。
このちっちゃいのには「芯(しん)」と書いていますね。
芯があるものと言えば何でしょう?
(児童「鉛筆」)
鉛筆に芯がないとどうでしょう。ただの棒ですね。
人間には芯がありますか?
○○君に聞きます。君には骨はありますか?(○○君「はい。」)
骨がないとどうなる?
骨がないとぐにゃぐにゃですね。
このこけしは平川市にお住まいの葛西喜美男さんがくださったものです。
葛西さんは以前は大工さんをしていて、
東京で大きな建物(都庁、羽田空港など)の建設に携わっていました。
今は60歳を過ぎて、お仕事を終えて、
子どもたちの役に立てないかと考えられ、
ご自身が仕事で使ってきた材木などを磨いて
(工作の材料等として)中弘南地区のおよそ50校に配られました。
最近は、西海岸の深浦や八戸にまで範囲を広げてその活動をされています。
去年、体をこわして入院され、
その活動ができなくて困ったなあと思っていたところ、
病院でこけしを見かけ、こけしを作って贈ろうと思いついたそうです。
こけしを作るときは、筒状の木の中心をろくろに据えて削るのですが、
売っているこけしには芯のないものも多いようです。
けれども、葛西さんはこう考えました。
「子どもたちには芯のある人になってほしい。
私は芯のあるこけしを作ろう。」
そう決めて、鉈(なた)や鑿(のみ)を使って、
全部手作りで一か月以上かけて作って、美保野に届けてくださいました。
なぜか。
それは今、美保野中学校がなくなる。
生徒を元気づけなきゃと考えたからだそうです。
「私はこけし屋ではないから、上手ではないが。
顔は自分で描いてくれたら(うれしい)。
自分がこれから生きていくのに、何回転んでも、
すぐ、立ち上がって、なんくるないさ、何とかなるさという気持ちで
生きていってほしい。」
とおっしゃっていました。
それでは、こけしをみなさんに配ります。
美保野中学校閉校という決定は
子どもたちに
自分たちはどうなるのだろうという先行きの不安や
母校がなくなるという寂しさをもたらしています。
しかし、校長先生のお話にあった
「大きな海に泳いでいって、しっかり成長してほしい。」
ということは、美保野小・中教職員全員の願いだと思います。
友だちが増える、
多くの人と接して学ぶ機会が得られる
いろいろな部活動の選択肢が持てるなど
プラスの面に目を向け、
現実に立ち向かってゆく勇気や前向きな気持ち、
置かれた状況を一つの糧として成長していくための強い心を
子どもたちに育んでいくことが、今必要なのだと感じました。
校長先生から児童・生徒のみんなにお話がありました。
《校長先生のお話》
今日は、大切な2つのお話をします。
まず、1つ目。
家でお話を聞いている人もいると思いますが、
今年で美保野中学校は閉校になります。
理由は、簡単に言うと2つです。
1つは、来年度生徒がいなくなるということ。
もう1つは、もっと大きな学校で、たくさんの友だちをつくりながら、
たくさん勉強し合うことが必要だということ。
これまで、美保野の地域の方々、先生方、市役所の人たちで
いろいろと話し合ってきましたが、
あまりにも人数が少ないということで決まりました。
中3の3人は最後の卒業生となります。
プレッシャーもあるかもしれませんが、最後のがんばりを期待します。
5年生は東中学校へ行くことになります。
通学方法、通学時間、部活動など
いろいろなことを考えて決めることになると思います。
東中学校は1学年が3~4学級の学校です。
東運動公園のそばにあるので近くを通ったことがある人もいると思います。
新しい環境になります。
大きな海に泳いでいって、しっかり成長してほしいと思います。
「僕は行けない……。」
そんな弱虫ではいけません。
4年生も3年生もみんなが中学校に上がるときには
美保野に中学校はないのです。
「よし、やってやるぞ!」という強い気持ちで行ってください。
2つ目。
(長テーブルの上のこけしを示し)
「ここにあるのは?」
(児童「こけし」)
「何に見えますか?」
(児童「こけし……」 ○○先生「子泣き爺」(笑) )
こちらの大きいこけしは椹(さわら)という木でできています。
ここに木の芯があります。
この中ぐらいのこけしはアカシアという木でできています。
このちっちゃいのには「芯(しん)」と書いていますね。
芯があるものと言えば何でしょう?
(児童「鉛筆」)
鉛筆に芯がないとどうでしょう。ただの棒ですね。
人間には芯がありますか?
○○君に聞きます。君には骨はありますか?(○○君「はい。」)
骨がないとどうなる?
骨がないとぐにゃぐにゃですね。
このこけしは平川市にお住まいの葛西喜美男さんがくださったものです。
葛西さんは以前は大工さんをしていて、
東京で大きな建物(都庁、羽田空港など)の建設に携わっていました。
今は60歳を過ぎて、お仕事を終えて、
子どもたちの役に立てないかと考えられ、
ご自身が仕事で使ってきた材木などを磨いて
(工作の材料等として)中弘南地区のおよそ50校に配られました。
最近は、西海岸の深浦や八戸にまで範囲を広げてその活動をされています。
去年、体をこわして入院され、
その活動ができなくて困ったなあと思っていたところ、
病院でこけしを見かけ、こけしを作って贈ろうと思いついたそうです。
こけしを作るときは、筒状の木の中心をろくろに据えて削るのですが、
売っているこけしには芯のないものも多いようです。
けれども、葛西さんはこう考えました。
「子どもたちには芯のある人になってほしい。
私は芯のあるこけしを作ろう。」
そう決めて、鉈(なた)や鑿(のみ)を使って、
全部手作りで一か月以上かけて作って、美保野に届けてくださいました。
なぜか。
それは今、美保野中学校がなくなる。
生徒を元気づけなきゃと考えたからだそうです。
「私はこけし屋ではないから、上手ではないが。
顔は自分で描いてくれたら(うれしい)。
自分がこれから生きていくのに、何回転んでも、
すぐ、立ち上がって、なんくるないさ、何とかなるさという気持ちで
生きていってほしい。」
とおっしゃっていました。
それでは、こけしをみなさんに配ります。
美保野中学校閉校という決定は
子どもたちに
自分たちはどうなるのだろうという先行きの不安や
母校がなくなるという寂しさをもたらしています。
しかし、校長先生のお話にあった
「大きな海に泳いでいって、しっかり成長してほしい。」
ということは、美保野小・中教職員全員の願いだと思います。
友だちが増える、
多くの人と接して学ぶ機会が得られる
いろいろな部活動の選択肢が持てるなど
プラスの面に目を向け、
現実に立ち向かってゆく勇気や前向きな気持ち、
置かれた状況を一つの糧として成長していくための強い心を
子どもたちに育んでいくことが、今必要なのだと感じました。