2016年5月の記事
大運動会
平成28年度 根岸小大運動会
~テーマ~
協力し、仲間とともに 夢を追え!
5月21日(土)今年の大運動会が行われました。朝5時半から消防隊の方々が水をまいてくださってしっとりとした中、6時ちょうどにのろしが上がりました。打ち上げた所から離れることなく殻が落ちてきたのは殆ど風の無い証拠。さいさきの良いスタートです。
8時25分から入場開始。各軍堂々の行進です。
開会式も終わり、いよいよ競技開始。まずは、各学年の徒競走です。
みんな一生懸命に走りました。
続いて、技能走です。根岸の技能走はそれぞれ工夫がいっぱい。
2年生は、北海道新幹線開通を題材に「新幹線でビュワ~ン」です。
障害物を乗り越え、くじを引いていろいろな新幹線を当ててメダルを首にさげ走ります。
4年生は「わたしたちの県、青森県」。青森県の特色や特産品をくじで引いてからゴールを目指します。
「はやぶさ」を引いたらそのまま、「ほたて」を引いたらホタテマンとじゃんけんをして勝ったら、「リンゴ」ボールを足に挟んで、そして、「まぐろ」を引き当てたら、マグロを釣り上げます。
3年生は、「それいけ!地図レンジャー」。自分で引いた地図記号の場所で、イベントをこなします。「病院」を引いたら病院の場所の担架でキティちゃんの人形を運び、「消防署」を引いたら、火事現場で火を消します。「神社」を引いたら根岸神社の場所でマイクに向かってお参りを。『赤が勝ちますように。』等の願いが多い中、『家族が幸せになりますように』というみんなの心をあったかくしてくれた内容もありました。
5年生は、「人生いろいろ」。最初に赤、青、黄、白のスカーフを選び頭の上で回します。そこへ昔懐かしい音楽が流れ、その歌詞に出てくる色のスカーフを持っていたらそのままゴールへ。違っていたら戻ってスカーフを返します。
次は1年生の団体競技、玉入れです。元気いっぱいの一年生は、1回戦同点、延長戦同点で初の引き分け赤白同点でした。両軍とも大喜びです。観客からは驚きの声とともに、大きな拍手が送られました。
午前の部でハイライトの一つ、5,6年生による組体操です。「がまん」「スピード」「指先」をめあてに力一杯演技しました。
低学年リレーは白熱しました。
午前の部、最後の演目は「根岸音頭」。婦人会の方々もたくさんおいでくださいました。二回目は保護者の方々と一緒に踊り、大盛況でした。
午後の部は、応援合戦から始まります。大きな声が響き渡ります。
6年生の技能走は、「家族のきずな」小麦粉の中のグミを口で探し出し、保護者と二人三脚でゴールします。様々な親子のきずなが見られました。
4年団体は、「グルグルタイフーン”ネギシーナ”」です。4人組で棒を持ってコーンの周りを走ります。
1年生の技能走は、「どんな色が好き?」自分の選んだ色の帽子と同じ色を校長先生が選んだら、そのままゴール。違ったら遠回りしてゴールです。
続いて、2年生の団体競技、「おおかぶ運び」。1年生の時に音楽発表会で抜いた「おおきなかぶ」を赤白分かれて4人組が風呂敷で運びます。
3年生の団体は「ザ・ツナ引き 2016」。綱引きの『綱』とマグロの『ツナ』を掛けて、真ん中に小さなマグロがぶら下がった綱引きです。
いよいよ終盤。5・6年生による騎馬戦「第二次 根岸島の決戦」。大将の口上のあと、男子の戦い、女子の戦い、総力戦と熱い戦いが繰り広げられました。
最後は、中学年・高学年リレーで締めくくります。
閉会式では、結果が発表され、586対538で白組の優勝となりました。
二人の女性団長は、堂々と退場し、無事、大運動会は終了しました。
天候に恵まれ、とてもすがすがしい運動会でした。
運動会予行
8:33より入場開始。技能走や団体の種目が次々と行われました。
5・6年生で行う組体操も行われました。3段タワーも見事に上がりました。
団体競技はみんな力を合わせて。
予定通り進行し、午前中に無事終わりました。
本番が楽しみですね。
能楽ワークショップ
これは文化庁主催の「平成28年度文化芸術による子供の育成事業」の巡回
公演として、公演に先駆けて行われたものです。
「能楽体験してみよう」ということで、能楽師の小島英明さんのお話を聞きま
した。
能楽には、シテという主人公たちの喜びや悲しみを謡(うたい)や舞で表現
する能とおっちょこちょいな人やいばった人が出て今の漫才のようなお話の
狂言があるそうです。
能楽で使う楽器は、笛、小鼓、大鼓、太鼓の4種類あり、これに謡を合わせ
て「五人囃子」と言うそうです。雛人形にある5人囃子の元になったそうです。
その後、能の装束(衣装)や面の話も聞きました。角があるのは女性の面だけだそうです。
能「羽衣」のストーリーを聞いた後、実際に、謡(うたい)に挑戦。
まずは、正座して背筋を伸ばし、ご挨拶。気持ちが引き締まります。
そして、テキストを手に持って、小島さんの後について謡です。
独特の節回しを、小島さんの扇のリズムに合わせて謡を体験しました。
次に、面の体験です。般若(はんにゃ)、顰(しかみ)、増女(ぞうおんな)の
面をつけて、すり足で歩きます。面の目の穴は、丸や四角で、四角が多いそ
うです。
続いて、学級の代表が実際に装束を着けて「羽衣」の舞に挑戦。
扇を使って宝を振りまいたり、冠に羽衣をふわっと掛けたりしました。
今度は、楽器に挑戦。
笛(ふえ)、小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)、太鼓(たいこ)の音を出しました。
能で使われる笛は能管(のうかん)と呼ばれ、竹の中に細い管が入った物です。
音が出るまで3~4年かかると言われていますが、代表の子は見事に音を出し、
これには、小島さんもびっくり。
小鼓は、馬の皮で胴を挟み麻で出来た紐でしめて使います。持ち方は、左手で右肩に担ぎます。
大鼓は、よく乾燥させた馬の皮で胴を挟み麻紐で強くしめます。力強く高い音がします。
太鼓は、牛の皮で胴を挟み、麻紐でしめます。真ん中の撥皮(ばちかわ)という所を打ちます。
最後に、正座であいさつをしてワークショップが終わりました。あっという間の2時間でした。
4年 社会科見学
雨天のため延期となり5月2日(月)に行われました。
見学場所は、学区内にある八戸広域消防河原木分署です。
まず、救急車の中の様子と外の装備を見せていただきました。
車体の外に、車に閉じ込められている人を救出できる道具も装備されて
いてびっくり。
次に消防自動車の見学です。消防自動車には、車にタンクのついているタンク
車とホースをつないで水を送るポンプ車がありました。
河原木分署は、コンビナートのそばにあるので化学車も配備されています。
高さ30mまでタワーを伸ばすことのできる泡放水車を伸ばしてくれました。
建物の中には、すぐどこで火事や災害があったかわかるような掲示板が
ありました。根岸小学校から救急車の要請があったとの想定で発報の訓練
を見せてもらいました。
最後に、消防隊員が避難救助する訓練を見せてくださいました。狭い通路
に装備をつけて突入していくものです。ものすごい速さで44秒しかかかりま
せんでした。
6月には大会があって、この隊員さんたちは優勝候補だそうです。
消防署のことがとてもよくわかった見学でした。
延期された避難訓練
5月2日(月)に行われました。
9時22分地震が発生した想定で避難が行われました。教室で机の下に隠れ
地震をやり過ごした後、防災頭巾をかぶって校庭に避難します。
一次避難の後、津波を避けるため高台にある北稜中学校へ避難を開始します。
校長先生からは、耳をすませること、真剣に取り組むことの大切さについてお話され、先ほど起こった
熊本の地震で亡くなられた方に黙祷を捧げました。
その後、学校へ戻り、教室で振り返りをしました。 どの場面でも、児童は真剣に取り組んでいました。