能楽ワークショップ
5月17日(火)に能楽のワークショップが4・5・6年生対象で行われました。
これは文化庁主催の「平成28年度文化芸術による子供の育成事業」の巡回
公演として、公演に先駆けて行われたものです。
「能楽体験してみよう」ということで、能楽師の小島英明さんのお話を聞きま
した。
能楽には、シテという主人公たちの喜びや悲しみを謡(うたい)や舞で表現
する能とおっちょこちょいな人やいばった人が出て今の漫才のようなお話の
狂言があるそうです。
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能楽で使う楽器は、笛、小鼓、大鼓、太鼓の4種類あり、これに謡を合わせ
て「五人囃子」と言うそうです。雛人形にある5人囃子の元になったそうです。
その後、能の装束(衣装)や面の話も聞きました。角があるのは女性の面だけだそうです。
能「羽衣」のストーリーを聞いた後、実際に、謡(うたい)に挑戦。
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まずは、正座して背筋を伸ばし、ご挨拶。気持ちが引き締まります。
そして、テキストを手に持って、小島さんの後について謡です。
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独特の節回しを、小島さんの扇のリズムに合わせて謡を体験しました。
次に、面の体験です。般若(はんにゃ)、顰(しかみ)、増女(ぞうおんな)の
面をつけて、すり足で歩きます。面の目の穴は、丸や四角で、四角が多いそ
うです。
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続いて、学級の代表が実際に装束を着けて「羽衣」の舞に挑戦。
扇を使って宝を振りまいたり、冠に羽衣をふわっと掛けたりしました。
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今度は、楽器に挑戦。
笛(ふえ)、小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)、太鼓(たいこ)の音を出しました。
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能で使われる笛は能管(のうかん)と呼ばれ、竹の中に細い管が入った物です。
音が出るまで3~4年かかると言われていますが、代表の子は見事に音を出し、
これには、小島さんもびっくり。
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小鼓は、馬の皮で胴を挟み麻で出来た紐でしめて使います。持ち方は、左手で右肩に担ぎます。
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大鼓は、よく乾燥させた馬の皮で胴を挟み麻紐で強くしめます。力強く高い音がします。
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太鼓は、牛の皮で胴を挟み、麻紐でしめます。真ん中の撥皮(ばちかわ)という所を打ちます。
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最後に、正座であいさつをしてワークショップが終わりました。あっという間の2時間でした。
これは文化庁主催の「平成28年度文化芸術による子供の育成事業」の巡回
公演として、公演に先駆けて行われたものです。
「能楽体験してみよう」ということで、能楽師の小島英明さんのお話を聞きま
した。
能楽には、シテという主人公たちの喜びや悲しみを謡(うたい)や舞で表現
する能とおっちょこちょいな人やいばった人が出て今の漫才のようなお話の
狂言があるそうです。
能楽で使う楽器は、笛、小鼓、大鼓、太鼓の4種類あり、これに謡を合わせ
て「五人囃子」と言うそうです。雛人形にある5人囃子の元になったそうです。
その後、能の装束(衣装)や面の話も聞きました。角があるのは女性の面だけだそうです。
能「羽衣」のストーリーを聞いた後、実際に、謡(うたい)に挑戦。
まずは、正座して背筋を伸ばし、ご挨拶。気持ちが引き締まります。
そして、テキストを手に持って、小島さんの後について謡です。
独特の節回しを、小島さんの扇のリズムに合わせて謡を体験しました。
次に、面の体験です。般若(はんにゃ)、顰(しかみ)、増女(ぞうおんな)の
面をつけて、すり足で歩きます。面の目の穴は、丸や四角で、四角が多いそ
うです。
続いて、学級の代表が実際に装束を着けて「羽衣」の舞に挑戦。
扇を使って宝を振りまいたり、冠に羽衣をふわっと掛けたりしました。
今度は、楽器に挑戦。
笛(ふえ)、小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)、太鼓(たいこ)の音を出しました。
能で使われる笛は能管(のうかん)と呼ばれ、竹の中に細い管が入った物です。
音が出るまで3~4年かかると言われていますが、代表の子は見事に音を出し、
これには、小島さんもびっくり。
小鼓は、馬の皮で胴を挟み麻で出来た紐でしめて使います。持ち方は、左手で右肩に担ぎます。
大鼓は、よく乾燥させた馬の皮で胴を挟み麻紐で強くしめます。力強く高い音がします。
太鼓は、牛の皮で胴を挟み、麻紐でしめます。真ん中の撥皮(ばちかわ)という所を打ちます。
最後に、正座であいさつをしてワークショップが終わりました。あっという間の2時間でした。