八戸市立美保野中学校

8月28日(火)「思春期って何だろう?性って何だろう?」~いのちをはぐくむ教育アドバイザー事業~

いのちをはぐくむ教育アドバイザー事業として講演会を開催しました。
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講師に八戸赤十字病院産婦人科の向井田理佳先生をお迎えし、

「思春期って何だろう?性って何だろう?」というテーマで

1時間お話をしていただきました。


からだと心の発達、生殖の仕組み、

男女の発達の違い、性感染症などについて教えていただいた後、

自分たちの母子手帳を使って

出生時の自分の身長・体重、生まれた時刻、

当時のおかあさんの体調など振り返ってみました。
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先生から妊婦さんの大変さなども教えていただきました。


お話の後は「生きかた学習」のインタビュー活動です。

医師という職業やご自身の夢について伺いました。
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向井田先生は医師として、そして母としての思いを

明るく、力強く語ってくださいました。


先生に将来の夢を伺ったところ

「若い頃はたくさんの人の役に立ちたいと思っていましたが、

今はだれか一人でいいのでその人の役に立ちたい。」

とおっしゃっていたことが印象的でした。
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「患者さんの声を聞き、患者さんの心に寄り添いたい」と

心がけている先生ならではの言葉だと感じました。


《生徒の感想 一部抜粋》

○母子手帳をくわしく見るのは初めてでしたが、

 自分が生まれたのはたくさんの人の支えがあってこそなんだなあ

 と気付くことができました。

○中高生にはまだ、子どもを育てる力がないので、
 
 早まったまねをしないで、女の人を大切にしたいです。

○(母子手帳は)たくさんの思いがつまった一冊だということを発見しました。

 今、生きていることに感謝してこれからも生活していきます。













2012/08/29 12:10 | この記事のURL命の教育 インタビュー活動 性教育