八戸市立多賀台小学校のブログ

4年地域安全マップづくり教室

11月1日(月)、青森県警察本部少年女性安全課の方々を講師にお迎えし、地域の防犯協会、スクールサポーターや保護者の皆様の御協力をいただき、地域安全マップづくり教室が行われました。本来は9月に予定していたのですが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていました。開催日が変更になったにも関わらず、皆様方の御協力のおかげで無事に学習できましたことに感謝申し上げます。


こんなにたくさんの方々が、子どもたちの学習を見守るために集まってくださいました。


最初に警察の方から、危険な人や場所についての考え方・見分け方を教えていただきました。
ゴミが散らかっていたり、落書きがあったりしても「まあ、いっか。」と見過ごす人が多いということは、危険につながるそうですよ。裏返せば、落ちているゴミの少ない、きれいな地域は安全ということですね。


さあ、どちらが危険でしょうか?危険な場所は「見えにくい」「入りやすい」がキーワードです。


子どもたちは、キーワードを手がかりに危険な場所について真剣に考えていました。


その後、実際に外へ出て、地域の危険な場所や逆に安全な場所を探してみました。


「学校のすぐ近くだけど、家が少なくて見えにくいから、危険じゃない?」今まで気付かなかったことにも、新たな視点から見直していました。


「あっちの方に行ってみよう。」行き先も相談しながら自分たちで決めて行動です。


フィールドワークの途中で出会った地域の方に突撃インタビューです。
「この地域は、みんな古くからの知り合いですからいつも声を掛け合っていますよ。花を植えたりゴミを片付けたりして、きれいにしています。」
多賀台地域のみなさんは、みんなで協力して町をきれいにしてくださっているんですね。きれい=安全ですね。



「ここは安全か危険か」ということを自分たちで見て、考えることが大切です。警察の方も防犯協会の方も、子どもたちが自分たちで考え、気付くよう温かく見守ってくださいました。


午後は、フィールドワークで見付けたことを、安全マップにまとめました。


見付けたことを思い出しながら、役割分担して作業を進めていました。


デザインや見やすさ、わかりやすさなどそれぞれの班で工夫を凝らして安全マップをつくることができました。


最後は、それぞれの班からの発表です。キーワードを使って、危険な場所や安全な場所を紹介することができました。



大勢の人たちの前での発表に、緊張した子もいたようですが、自分たちの地域の安全についてしっかりと考えることができた一日でした。



2021/11/02 07:10 | この記事のURL学習の様子