多賀小学校ブログ

いちご農園体験学習

 本校3年生は、「総合的な学習の時間」に郷土を理解し愛着をもつことをねらいにして、浜市川特産のいちご栽培について学んでいます。
 今年は専業農家の保護者のご協力を得て、昨日午後、ハウスの見学をさせていただきました。
 
 最初に教えていただいたのは、苗づくりと土づくりのことでした。
 苗は、親株から伸びた孫株などを切り取り、育苗用セルトレイで大事に育てるのだそうです。
 土は、収穫が終わった苗も混ぜて耕し、温度管理をすることで、栄養価が高く害虫の少ない土壌に仕上げるそうです。
 
 そしていよいよハウスの中へ。
 収穫シーズンの終わりとは思えないほど、甘酸っぱい香りに満ちたすてきな空間でした。


 子どもたちからは質問が途切れることなく出されましたが、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。
 また、イチゴだけではなく、トルコキキョウの栽培にも取り組んでいる様子も紹介していただきました。

 最後は、イチゴ摘みの体験。一人1パック満タンにとってよいということで、子どもたちは大喜び。
 今回お世話になった木村さんは、専業イチゴ農家の3代目。
 絶えず学び続けながら研究と工夫を重ね、進化を続ける誇り高い農家さんです。
 こういう人材との出会いや時間の共有が、子どもたちをまた大きく成長させるのだと思います。



2021/06/23 11:20 | この記事のURL3学年