多賀小学校ブログ

「多賀小で違反」?

 今朝、地元の新聞に記事が載りました。
 「多賀小で違反」
 
 えっ?
 多賀小の子どもたち、職員、地域住民にとっては、ちょっとびっくりさせられる見出しですね。
 
 記事を読むと、本校のブロック塀が、現在の建築基準に合っていないということでした。
 ブロック塀の裏側にある「控壁」の間隔が広すぎるのです。



 昭和50年に造成した時点では問題がなかったのですが、その後1981年と2000年の二度、
建築基準法が改正されています。その間に、安全基準を満たさなくなったということですね。
 大阪の地震で悲痛な事故が起きたことを受け、点検を急いだところ、この度判明したわけです。

 問題点を早期発見し、早期に対応すること、そして今後の未然防止に努めることが私たちの務めです。
 校舎の老朽化で様々な困難が生じておりますが、これからも、子どもたちの命を守り,
安全で楽しく過ごせる環境を維持することに、私たちは全力を注ぐことをお約束いたします。
 
 新聞に掲載された写真と同じような角度で撮った画像です。  左の画像は、実はこの画像を切り取って作りました。

 左の画像の方が、控壁が少ないことがより強調されますね。
 写真一枚が与える印象は、カットの仕方で大きく違うものです。
 これも一つの勉強になります。

 新聞報道を受け、テレビ局2社からの取材依頼もあり、撮影隊が来校しました。
 報道のされ方によって、また印象の違いがあるかもしれません。
 伝え手の意図がどのように反映されるのか、注目したいものです。


2018/06/22 13:00 | この記事のURLその他