多賀小学校ブログ

2018年12月の記事

しめ飾り作り

 例年よりも遅めの初雪の知らせがあり、暦はとうとう師走となりました。
 平成30年の年の瀬です。

 この時期、多賀小学校では、5年生が稲わらでしめ飾りを作るのが習わしです。
 今日は地元の橋向生活改善グループから4名の講師をお招きして、制作に挑戦しました。

 最初に教わったのは、縄のない方です。
  ① 8本ずつ3組とる。
  ② そのうちの2組を×の字に並べ、交点を膝で押さえる。
  ③ 1組の藁を手のひらで挟み、手のひらをこすり合わせるようにして数回撚る。
  ④ 撚った方向とは反対方向にひねりながら下に移動させ、もう一組を同じように撚る。
  ⑤ ④を繰り返しながら撚り合わせていく。
  ⑥ 端を一本の藁で結んで止める。

 言葉で書くとこのような感じになりますが、やってみるとなかなか難しい……。
 初心者にとっては、⑤が特に難しいようでした。
 講師の皆様の早業によって、修正・整形が進んだのは言うに及びません。

 次に、この最初の縄に、もう一組の藁を撚り合わせて太くし、丸めて結びます。
 そして、撚り合わせた縄の隙間からまっすぐな藁を3組通します。
 飛び出た藁ははさみで切切って整えます。
 最後に、あらかじめ用意してあった飾りを付けて、とうとう完成!
 
 4名の講師の「神の手」によるお力添えで、全員しめ飾りを作り上げることができました。
 おかげさまです。心より感謝申し上げます。

 この手作りのしめ飾りがかかる軒先に、平成31年の御来光が差し込むのが今からとても楽しみですね。





 




2018/12/03 16:50 | この記事のURL5学年
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