八戸市立三条小学校 ブログ
~自分を伸ばそう 三条っ子~

10年目の3.11を迎えて

3月11日(木)、春らしい暖かな日差しが差し込む中、
東日本大震災から10年目の日を迎えました。
<3階廊下から眺めた、今朝の風景>

あの大震災から10年目。
大震災が起きたあの日、2歳だった6年生も、

1歳だった5年生も、

そして、お母さんのおなかの中にいた3年生も、

みんな、みんな、大きく成長して、毎日の学校生活を、
そして、当たり前の生活を送ることの喜びをかみしめながら、
力いっぱいがんばっています。

先日9日の全校集会(放送)で、東日本大震災のことに
ふれながら、防災について話をしました。
その中で、大震災やその後の津波から命を守ることと
ともに、八戸駅からの150人もの交通難民の避難所と
なった体育館で、温かく一生懸命に支援をした三条地区
の方々のことや、当時の子どもたちが岩手に送った手紙
についてもふれました。

<子どもたちの感想から>
〇わたしは日本のみんなで力をあわせて津波と戦ったのが
 すごいと思いました。この話を聞いて、ふつうに生きる
 のは当たり前じゃないとわかりました。何があっても、
 自分の命は自分で守らなきゃいけないと、今日、とても
 そう思いました。
〇遠くのところから来た人が帰れなくなって困ったのを
 助けた三条は、助け合いの三条なんだと思いました。
〇私は、東日本大震災の話を聞いて、地域の人たちは大変
 だったんだなと思いました。もし、また東日本大震災の
 ような地震があったら、自分の身を守りながら、ほかの
 人も助けたいです。
〇私は、東日本大震災はとても大きな地震だったと知りました。
 私は、自分の命だけじゃなくまわりの人の命も守っていきたい
 です。八戸は、とても幸せだたっと知りました。自分の命と
 人の命のつながりをもっと知りたいなと思いました。

子どもたちに、10年前のこと、その後の復興のことなどを伝え、
「絆」をしっかりとつないでいく日にしたいと思っています。



2021/03/11 09:30 | この記事のURL学校生活