両軍とも全力を出し切った運動会
両軍とも全力を出し切った運動会-江陽小だより(海 陽 風)第28号
何日も前から、運動会当日の傘マークが消えるように願いましたが、その甲斐もなく、前夜は、翌朝の晴天を祈りつつ眠りにつきました。願いが通じてか、当日は少し肌寒かったものの、夜からの雨でグラウンドが適度に湿り、絶好のコンディションの中で、運動会を開催することができました。土ぼこり一つ舞うこともなく、子供たちのために、すばらしい活躍の舞台が与えられたことに感謝しました。
堂々の行進。紅白とも、女子が団長を務めたエール交換。玉入れ、大玉転がし、台風の目や綱引きなど、どの競技も熱戦で見応えがありました。5・6年生による騎馬戦は両軍とも体力と知力の限りを尽くして戦い、手に汗握りました。有終の美を飾ったのは高学年のリレーでした。健脚自慢が揃っただけあり、みなぎる気迫に圧倒されました。 全競技が終了し、今年度は、わずかの差で赤組が優勝に輝きましたが、白組の健闘もまたみごとでした。優勝杯を受け取る璃音さん(赤組団長)の真っ赤になった目、口元をキュッと引き締めて、悔しさを滲ませた朱梨さん(白組団長)の表情に胸が熱くなりました。勝敗にかかわらず、子供たちの心は、やり遂げた充実感で満たされたことでしょう。
保護者の皆様には、早朝からのテント張りやテーブル・パイプいすの準備、終了後は入場門の撤去や用具の後始末までお手伝いいただきました。ゴミの持ち帰りや敷地内での禁煙にもご協力いただき、心から感謝申し上げます。
◆ 子供たちに身につけさせたい力・資質
子供たちは、みんな素晴らしい可能性を秘めています。しかし、残念ながらまだ未熟で粗い素材でしかなく、鍛え磨く必要があります。イチローや石川遼を引き合いに出すまでもなく、輝かしい才能の開花のために、人知れずどれほど多くの汗が流され、時間が費やされたかを思えば、それは自明のことでしょう。そこで、子供たちに身につけさせたいことを、次の4つにしぼりました。
①明るいあいさつができる(人間関係の潤滑油・コミュニケ-ション力の基本)
②元気に返事ができる(自分の存在証明・自信の表れ)
③文章がしっかり読める(初めての文章でも、ある程度すらすら読める力・家庭での音読)
④身の回りの整理整頓ができる(机やランドセルの中・学習効率をあげる)
これらのことがしっかり身についていて、学習の成果が上がらないというのは考えにくい。
各自の持っている力を、これまで以上に発揮できるはずだと信じています。さらにこの4つの事柄は、学習に留まらず、生きていく上で、子供たちを支える大きな財産になることでしょう。それらを補うのが、学習規律の確立と家庭学習の習慣化です。すべては、子供たちのためです。学校と家庭がそれぞれの役割を自覚し、子供たちのよりよい成長のために互いに協力し手を携えていきましょう。
何日も前から、運動会当日の傘マークが消えるように願いましたが、その甲斐もなく、前夜は、翌朝の晴天を祈りつつ眠りにつきました。願いが通じてか、当日は少し肌寒かったものの、夜からの雨でグラウンドが適度に湿り、絶好のコンディションの中で、運動会を開催することができました。土ぼこり一つ舞うこともなく、子供たちのために、すばらしい活躍の舞台が与えられたことに感謝しました。
堂々の行進。紅白とも、女子が団長を務めたエール交換。玉入れ、大玉転がし、台風の目や綱引きなど、どの競技も熱戦で見応えがありました。5・6年生による騎馬戦は両軍とも体力と知力の限りを尽くして戦い、手に汗握りました。有終の美を飾ったのは高学年のリレーでした。健脚自慢が揃っただけあり、みなぎる気迫に圧倒されました。 全競技が終了し、今年度は、わずかの差で赤組が優勝に輝きましたが、白組の健闘もまたみごとでした。優勝杯を受け取る璃音さん(赤組団長)の真っ赤になった目、口元をキュッと引き締めて、悔しさを滲ませた朱梨さん(白組団長)の表情に胸が熱くなりました。勝敗にかかわらず、子供たちの心は、やり遂げた充実感で満たされたことでしょう。
保護者の皆様には、早朝からのテント張りやテーブル・パイプいすの準備、終了後は入場門の撤去や用具の後始末までお手伝いいただきました。ゴミの持ち帰りや敷地内での禁煙にもご協力いただき、心から感謝申し上げます。
◆ 子供たちに身につけさせたい力・資質
子供たちは、みんな素晴らしい可能性を秘めています。しかし、残念ながらまだ未熟で粗い素材でしかなく、鍛え磨く必要があります。イチローや石川遼を引き合いに出すまでもなく、輝かしい才能の開花のために、人知れずどれほど多くの汗が流され、時間が費やされたかを思えば、それは自明のことでしょう。そこで、子供たちに身につけさせたいことを、次の4つにしぼりました。
①明るいあいさつができる(人間関係の潤滑油・コミュニケ-ション力の基本)
②元気に返事ができる(自分の存在証明・自信の表れ)
③文章がしっかり読める(初めての文章でも、ある程度すらすら読める力・家庭での音読)
④身の回りの整理整頓ができる(机やランドセルの中・学習効率をあげる)
これらのことがしっかり身についていて、学習の成果が上がらないというのは考えにくい。
各自の持っている力を、これまで以上に発揮できるはずだと信じています。さらにこの4つの事柄は、学習に留まらず、生きていく上で、子供たちを支える大きな財産になることでしょう。それらを補うのが、学習規律の確立と家庭学習の習慣化です。すべては、子供たちのためです。学校と家庭がそれぞれの役割を自覚し、子供たちのよりよい成長のために互いに協力し手を携えていきましょう。
2011/06/07 09:30 |
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