文化祭2024【ステージ発表②】
2024/10/21 12:30
いよいよ文化祭の花形「吹奏楽部」の登場です。
演目⑥:『吹奏楽部ステージ』です。
今年の吹奏楽部の3年生は、2人。
その2人にとって、今日が現役生活最後の舞台と
なります。その先には「引退」が待っています。
県大会出場。三八中体野球応援演奏。公民館まつり
野外コンサート…。充実した日々を全力で駆け抜け、
とうとうこの日を迎えました。
目一杯楽しんでほしいと願います。
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1曲目は、「め組のひと」
指揮者自ら振り向きざまに「メ!」のポーズです。
2曲目は「タイムパラドックス」
これは今シーズンの十八番ともいえる曲です。
続いて3曲目の「ドリフメドレー」には、
職員がまさしく『全員集合』で臨みました。
「元少年少女合唱隊」そしてヒゲダンス二組。
「オフィシャル髭ダンスイズム」
「新・マッドサイエンティスト」が盛り上げます。
会場が温まったところで、
ここからはじっくり聞いもらう時間となります。
4曲目は「女々しくて」
5曲目は「ギザギザハートの子守歌」
ゲストとして「悪ガキ」と「ギャル」の登場です
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6曲目が「僕のこと」
合唱発表会で3年生が歌った曲です。
3年生全員が立ち上がり、一緒に歌いました。
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いよいよ、最後の曲となる7曲目です。曲は、
「ハルカ
楽器を始めたころの3年生の写真が映し出され、
続いて子供たちが歩んできた道のりが
アルバムのページをめくるように流れます。
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そして、アンコール…。
Mrs.GREEN APPLE の「青と夏」で締めくくられました。
名残を惜しむような音色が印象的です。
素敵なステージでした。
フロアで鑑賞する側の生徒も素敵でした。
一生懸命に盛り上げようとしてくれます。
自分が目立とうとするのではなく、
ステージにいる仲間たちのために、
文化祭を企画・運営してくれている生徒会の
仲間たちのために、サクラと見まごうばかりの
前のめり感が素敵でした。優しさと思いやり、
あたたかさ、心のつながりを感じます。
そして、舞台は午後へと続きます。
演目⑦ 演劇 『 マイ ライフ 』
3年生の渾身の演劇のステージの幕が開きました。
中学校3年生となり、自分の進路選択に悩む少年と少女が
いつしか人生の案内人「ライフナビゲーター」の支配する
意識の世界へと迷い込むところから物語が始まります。
そこには、これかrの生き方を示す6つの「人間型」が…。
迷い込んだ二人が導き出す答えは、どんな未来なのか…。
緊迫する物語の中、幕間ダンサーズたちが、
物語を勢いづかせたり、一息つかせたり…。
巧みな演出も見どころです。その様子がこちら⇩⇩⇩です。
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観劇を終えて、リアリテイーを感じました。
まさに、自分たちがおかれた今を演じている。
子供たちは、どんな思いで演じているのか、
「自分型」という、世界に一つしかない
誰にもまねのできない人生を選択した少女に
人生に型などないのだということを
再認識させられた思いがします。
しかし、それは言葉にしたら過去いいものだけれど、
マニュアルの存在しない厳しい世界です。
それでも、自分の可能性に満ちた人生を
答えのない問いと向き合いながら生きていこうとする
覚悟と決意が最高にかっこよかったですね。
クォリティーの高さだけでなく、
主要なキャストの演技力はもちろん。脇の役の人も、
ダンサーズたちも、ナレーター、音響効果音、照明、
舞台道具、背景、衣装……、3年生全員が関わって、
みんなで作り上げた、みんなの思いがこもった演劇
だったからこそ感動は倍にもなったのだと思います。
本当に素晴らしかった…。感動的でした。
閉祭セレモニー
文化祭メイキングムービーが流れます。
文化祭週間の歩みを振り返りながら、
あらためて、この文化祭は全員の力で作り上げて
来たのだという思いを強くします。
自分の知らないところで頑張っている仲間がいた。
その思いが、チーム小中野をより強い集団へと、
成長させてくれます。一人一人の心の根っこを、
耕してくれます。肥料や空気や水、光となって。
スライドを見終えて、テーマソングが流れました。
スクリーンには、スライドと共に歌詞が映し出され、
全校生徒が一つになり、「勇気100%」を
熱唱しました。3年生から自然に肩を組み始めます。
その輪が2年生へ、そして1年生へと広がります。
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テーマソングを歌い終えると、
ステージには3年生の生徒会役員が表れます。
全校が一つになったその熱と輝きが、
最後の1ピースへと形を変え、
オープニングで出された課題がどうやら達成されたようです。
星野君が無事に復活しました。メデタシメデタシ。
最後に、新生徒会役員を代表して新生徒会長が
3年生の4人の先輩役員に感謝の言葉を伝えます。
握手。グータッチ。ハイタッチ。軽いどつき。
3年生は、それぞれの思いを後輩に託します。
魂のバトンが受け継がれる瞬間です。
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閉祭式を締めくくるのは、
その4人の3年生の生徒会役員です。
文化祭を締めくくるにふさわしい4人ですね。
閉祭式が終わり、片づけるだけとなりました。
子供たちが片づける姿は、なごりを惜しむようも、
区切りをつけて、前に進もうとしているようにも、
どちらにも見えます。あっという間に片付きました。
時間をかけて作り上げてきた展示作品も、そして
ステージで披露したすべての演目も、
本番は一瞬ですが、準備の道のりは長い。
目標が大きければそれだけ長くなる。
時に途方もないほどに…。
努力は永遠です。。そして、無限です。
心の中にしまいこまれた思い出という宝物もまた
永遠です。かけがえのない無限の財産です。
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片付けも終わり、帰りの会をやっているころ、
空は、爽やかに青く澄んで晴れ渡っています。
低く感じる秋の空は、文化祭に似合います。
17時。
生徒がかえって静まり返った校舎の3階の窓から
西の空を眺めると、空が紫色に広がっています。
どうやら、一日を終えようとしているようです。
文化祭という学校生活の中では「非日常」の活動は、
子供たちの様々な力を花開かせる大きなチャンスです。
「挑戦」の場であり「確認」の場でもあるからです。
「日常」では試せないことでも、「非日常」の中でなら
試すことができる。しかし、挑戦を裏付けるのは、まさに
ありふれた「日常」の中で積み上げてきた「今の自分」
にほかなりません。そして、「挑戦」が生み出した力が、
これからの「日常」の積み重ねの中で本物になっていく。
学校が成長できる場所であり続ける理由です。
学校って素敵なところだと心から思います。
本当に、お疲れさまでした。
FIN。