三八夏季大会壮行会2024
2024/06/13 18:00
6月13日 木曜日 昼下がり
~市夏季大会壮行会~
【プロローグ】
朝から青空の広がる一日だと思っていると
昼過ぎに突然の土砂降りに見舞われました。
しかも、おへそを隠さねばならぬほどの雷です。
しかし、壮行会が始まるころにはすっかり晴れ、
ムシムシの残る、梅雨晴れとなりました。
壮行会が行われる会場となる、体育館の入り口には、
3年生が作ったテーマと寄せ書きが貼られています。
一人一人、思い思いの言葉が並びます。
体育館には、これまでの数々の歴史を見守ってきた
校旗、応援団旗、のぼり、校訓幕が四方に掲げられ
壮行会が始まる、熱を帯びるその時を待ちます。
応援団と1年生が先に会場入りし準備を整えます。
小学6年生が参観に訪れました。吹奏楽も準備OK。
準備された保護者席も、ほぼ満席です。
【壮行会本番スタート】
「選手団の入場です。」のアナウンス。
吹奏楽部のマーチの演奏が始まります。
入口の奥から聞こえる「1・2。1・2」の掛け声。
団旗を先頭に男子バレーボール部からの入場です。
団長を務めるT君の凛とした歩み。立派です。
そして、後に続く野球部の行進が素晴らしい。
迫力と美しさ、なにより一体感が凄かった!!
もちろん、他の部も…!今年も行進が見事です。
壮行会に先だち、夏季大会前の今週の活動の様子が
上映されました。各部の3年生の練習風景や、
応援団の練習風景などがテーマソングに合わせて
流されるのを見ながら、気持ちが高まるのを感じます。
ビデオ上映の後、スクリーンが撤収されて現れたのが
3年生の生徒たちが思いこめ作り上げた、今大会の
各部の部旗を合わせたものです。今年も勇壮ですね。
そして、壮行会が始まります。
行進から勢いに乗り、ビデオで気持ちを高めた選手団は、
決意表明も 気合いが入りまくっています。
どの部も、個人目標を宣言したのですが、
なりふり構わぬ心の持ちようが素敵でした。
かっこつけないところが、かっこいい!
人間の美しさを見た思いがしました。
[
選手宣誓もまた、とても感動的でしたね。
今年は、ステージ上ではなく、体育館中央で
選手団と応援生が対面する形で行われました。
各部の部長が、みんなの思いを背負い、
家族やお世話になった方々の期待を背負って、
自分たちが費やしてきた日々、乗り越えてきた日々の
ありのままから紡ぎ出された、まっすぐな熱い言葉が、
あふれ出る情熱が、胸に響きます。
応援団からのエールも素晴らしかったですね。
応援団を任される報道部はもちろんのこと、
1年生の声、型(腕のあげ方や動き、姿勢)、
応援団もとってもかっこよかった。
「若い力」と「校歌」を全校で歌いあげた時の
この上ない一体感と高揚感は、感動的でした。
頑張り系の熱唱なので、体を反らせて歌います。
そして、この激ゾリの熱い生徒がチラホラ…。
声が裏返るほど、体はひっくり返るほど、
なりふり構わず、熱くなれるコナ中生が素敵です。
校長先生のお話です。
この日の壮行会に感動しているのが伝わります。
自分の経験をもとにしながら、真剣勝負の本番に
苦しい時に自分を支えてくれるものは何なのかを
子どもたちへのエールとして語り掛けます。
選手が退場する姿からは、
やり切ったという達成感がにじみ出ています。
しかし、そこに安ど感は感じません。
張り詰めた緊張感の余韻として高揚感でしょうか、
充実感と共に、キリリとした表情が印象的です。
3年生はこの後、集合写真を撮りました。
ちゃんとした完成形は、卒業アルバムまでのお楽しみです。
今日の壮行会は3年生の最上級生としての誇りと、
最後の舞台へ向かう覚悟、それを支えようとするつながり、
チーム小中野のきずなを強く感じることのできる
本当に素敵な壮行会でした。
【エピローグ】
雨雲を吹き飛ばし、青空に力強く輝く太陽のように
どんなに強い相手であろうと、ひるむことなく、
力強く立ち向かい、その熱い戦いの中で、きっと、
一人一人がまはゆい輝きを放ってくれるに違いありません。
いざ、立て!コナ中健児たち。
『輝』 ~一人ひとりが輝けるコナ中生~