多賀小学校ブログ
  • しめ飾り作り
  • 2018/12/03 16:50
     例年よりも遅めの初雪の知らせがあり、暦はとうとう師走となりました。
     平成30年の年の瀬です。

     この時期、多賀小学校では、5年生が稲わらでしめ飾りを作るのが習わしです。
     今日は地元の橋向生活改善グループから4名の講師をお招きして、制作に挑戦しました。

     最初に教わったのは、縄のない方です。
      ① 8本ずつ3組とる。
      ② そのうちの2組を×の字に並べ、交点を膝で押さえる。
      ③ 1組の藁を手のひらで挟み、手のひらをこすり合わせるようにして数回撚る。
      ④ 撚った方向とは反対方向にひねりながら下に移動させ、もう一組を同じように撚る。
      ⑤ ④を繰り返しながら撚り合わせていく。
      ⑥ 端を一本の藁で結んで止める。

     言葉で書くとこのような感じになりますが、やってみるとなかなか難しい……。
     初心者にとっては、⑤が特に難しいようでした。
     講師の皆様の早業によって、修正・整形が進んだのは言うに及びません。

     次に、この最初の縄に、もう一組の藁を撚り合わせて太くし、丸めて結びます。
     そして、撚り合わせた縄の隙間からまっすぐな藁を3組通します。
     飛び出た藁ははさみで切切って整えます。
     最後に、あらかじめ用意してあった飾りを付けて、とうとう完成!
     
     4名の講師の「神の手」によるお力添えで、全員しめ飾りを作り上げることができました。
     おかげさまです。心より感謝申し上げます。

     この手作りのしめ飾りがかかる軒先に、平成31年の御来光が差し込むのが今からとても楽しみですね。





     



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