環境学習会②「がんじゃ里山」
2019/06/13 17:10
6月13日(木)
久しぶりに元気な太陽が顔を見せたこの日、4年生の子どもたちはがんじゃ(蟹沢)で環境学習会を行いました。
休耕田のため池とその横を流れる小川の生物調査です。
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まずはため池へ。
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水の冷たさと泥の感触がなんとも言えず・・・気持ちいいです。
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ため池の両端に分かれて調査します。
ぎこちなかった網の使い方も、だんだん上手になってきました。
ため池の中央では、すくった藻の中からトノサマガエルを見つけました。
水の冷たさにも慣れてきたころ、採取した生き物の観察をしました。
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カエル、オタマジャクシ、コオイムシ、ヤゴ、ガムシの幼虫などいろいろ採取できました。
がんじゃ里山の会の方が、子どもたちが採取した生き物の生態について説明してくださいました。
アマガエルとトノサマガエルの大きな違いは、模様と吸盤の有無だそうです。
次は、小川の調査です。
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ため池とは違い、とても澄んだ水です。流れているものが目で見てわかるほどでした。
今日までの雨量が少なく、いつもよりも浅いというお話でしたが、水の流れと冷たさを感じるには十分で、とても気持ち良かったです。
小川の生きものを「追い込み漁」で採取しました。
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石の裏にくっついている小さな生き物たちをたくさん集めることができました。
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ヨコエビの仲間、カワゲラの幼虫、ガガンボの幼虫などが見つかりました。
今回の学習で、泥地で水の流れがあまりない場所を好む生き物と水の流れがあり砂や石がある場所を好む生き物がいることを知りました。
気温・水温や水量で生き物の生態は大きく変わるそうです。
子どもたちの小さな疑問にも、丁寧に答えてくださいました。
がんじゃ里山の会の皆さま、八戸市環境政策課の皆さま、ありがとうございました。
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