• 夏季大会に向けて③バレーボール部
  • 2021/06/12 11:10
    夏季大会に向けて第3弾。
    紹介するのは男女バレーボール部です。
    春季大会では、
    男子が見事に悲願の優勝を果たしています!
    女子は1回戦でフルセットの末に第一中に惜敗しました。

    しかし、市内の女子の力は拮抗しているようです。
    それに、コナ中女子は力がないわけではないそうです。
    自信をもつことができれば、一気に駆け上がる力がある。
    そう聞いています。きっと花開く時が来ると。
    しかし、自信なんて簡単に手に入るものではありません。
    誰一人、自信なんてもっていないと考えるべきでしょう。
    うちのチームも、ほかのチームもです。
    結果を出す人間と出せない人間。
    自分の弱さに勝てない人間、負けない人間。
    その違いは、自信の差ではありません。覚悟の差です。

    男子は追われる立場になりました。
    「ずっと追い続けてきた自分たちが追われる立場になる」
    決して、そんなふうに考えないことです。
    何かを極めるということは、ずっと何かに挑戦し続けること。
    目標をもっと高くもつことです。
    夢や目標があれば、人は成長し続けます。
    それに、春夏連覇なんて、紛れもない挑戦です。

    さて、前置きが長くなりました。
    コナ中伝統の強豪チーム。男女バレー部の活動の様子です。

    男女それぞれで、挨拶からランニングと、慣れ親しんだ流れで
    ウォーミングアップが続いていきます。

    様子を見守る顧問のO先生とコーチのSさん。
    生徒の手によって椅子が準備されているも、座る気配がありません。
    大会も近づき、ウォーミングアップの様子を見る目も厳しそうです。
    さりげなく、ソーシャルディスタンスが、きちんとなされています。
    でも、見ているところは一緒、思いも一緒、心はつながってます。
    ボールを使ってのケース練習です。
    サッカーでいうなら、ビルドアップの練習になるのでしょう。

    球出しからの、レシーブ、トス、スパイクまでの流れ
    ポジショニングの確認、役割分担の確認を何度も積み上げます。
    そして、サーブカットの練習でしょうか、
    男子の若者たちのところで、ミラクルなプレーを目撃しました。

    その昔、スポ根ドラマの代名詞的であった
    「アタックNO1」で名にしたような、UFOサーブや
    エックス攻撃にも相当するであろう『エックスレシーブ』です。

    美しいぐらいに、二人の腕が見事に交差しています。
    確かに、これなら…、
    どんな強烈なスパイクにも崩されないかもしれません。
    しかし、この二人のコンビネーションを完成させるのは
    生半可な努力ではなしえません。いや、そもそも…、
    八戸の中学生に「ひぐま落とし」並みのサーブを駆使する
    猛者がいるとは思えません。もしいたとしたら、
    今頃、オリンピックの日本代表に、呼ばれているでしょう。

    さて、実戦的な練習は続きます。

    全員の視線が、必死にボールを追っているのが伝わってきます。
    「拾う」「つなぐ」があって、初めて「打つ」ことができる。
    当たり前のことですが、見ていると実感で伝わってきます。

    当たり前を、必死に積み重ねる姿にジ~ンとさせられます。
    部活って、やっぱりいいですね。
    大切なものは、勝ち負けを超えたところにあるということを
    懸命に練習に励む子どもたちから、教えられます。

    球出しをするS先生です。
    先生にボールを渡す選手、ボールを拾って、かごに戻す選手
    互いに支え合い、感謝し合い、思いをつなぎ、思いを背負い
    その先に、真剣勝負の場所がある。
    みんな、キラキラ輝いてます。全員がカッコいい。

    スパイクを打つ瞬間の躍動は、やっぱり特筆ものです。
    バックアタックも、ネット際で打ち込むのも醍醐味です。

    拾って、つないで、上げてくれた、かけがえのないボールを
    迷いなく、すべてを背負って叩き込む。
    全部、出し切ってきてほしいものです。

    最後に、女子バレー部の「最後の夏」への意気込みです。


    そして、男子バレー部の「最後の夏」への意気込みです。



    追伸:なんとなく期待されている方もいるのではないかと思い、
       サービスショットを準備しておきました。
       わが小中野中が誇る勝利の女神たちです。
       中学生並みの体育座りで「乙女感」を出しています。
       その気になれば、彼女たちにだってそれぐらいできるのです。
       優しく見守るその姿から、勝手にこの画像を
       「乙女の祈り」と名付けてみました。

       異論のある方は、直接本人たちに伝えてください。


      ヒラケ! そして、ヒカレ!  
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