いちごプロジェクト(その弐)
2018/09/10 11:20
3学年の児童が、通称「いちごプロジェクト」に参加しました。
正式には「地域の底力」プロジェクトという八戸市の事業です。
今回は、6月8日に行った第1回目「いちご摘み」に続く2回目。
今日の主たる体験は「いちごの苗植え」です。
まずは連合町内会長さんが、多賀地区でなぜいちご栽培が盛んになったのか,歴史的背景をお話ししてくださいました。
・浜市川の農家の男性たちが北海道へニシン漁に出稼ぎしていた折、船転覆事故で命を落としてしまったこと。
・多賀小の細川重計校長(当時)が、出稼ぎをしなくても済むよう、「いちご」の将来性と栽培技術を説いたこと。
・木村徳男氏ら7人の農業経営者が生産に取り組み始めたこと。
・その後、次第に栽培農家が増え、市川地区に本格的な「いちご」生産が定着したこと。
次に、前回いちご摘みでもハウスを提供してくださった木村さんが、いちごの苗の特徴を教えてくださいました。
・イチゴはバラ科の植物。
・1つの株からランナーが伸びて次々と子苗が生まれ、何年も栽培できること。
・ランナーと呼ばれる親株から伸びて地面に付くと、子株をつける弦が50本ほどできること。
・イチゴはこのランナーの伸びる側と反対側に果実を付けること。
お話を伺った後は、いよいよ苗植え。
本校のガラス小屋にあらかじめ用意されたプランターに、3株ずつ植えていきます。
間隔や向きに気をつけながら,子どもたちは次々に植えていきました。
水やりを忘れず大切にお世話をして、来年おいしいいちごが食べられますように!
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