先生方のお薦め図書~生徒朝会~
2012/07/11 14:00
今朝は7月の生徒朝会が行われました。
本日の企画は「先生方のお薦め図書」
先生方がそれぞれ中学生に読ませたい本を紹介してくださいました。
まずは校長先生から
「こゝろ」夏目漱石
……漱石の後期三部作の一つ。「先生」の恋愛体験を通して、
人間の心の深い部分を知ることができるのがお薦めの理
由。
「彼のオートバイ 彼女の島」片岡義男
……自分の興味があることに関する本を読む楽しさを知ってほ
しいというのがお薦めの理由。
「太陽の子」灰谷健次郎
……小学生でも読めるので読みやすいが、沖縄の歴史的背景・
沖縄が抱える問題を知ることができるのがお薦めの理由。
続いて奈良原教頭先生
「もう一度読む 山川倫理」山川出版社
……「山川の日本史」「山川の世界史」はベストセラーだが、実
は高校の教科書。教頭先生発行の通信「啐啄同時」のネ
タ本でもある教養のための一冊。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」東野 圭吾
……教頭先生が大好きな東野圭吾。タイムスリップして届く悩
みに答えようとする中で、成長していく不良少年たちを描
いた心が温かくなる一冊 。
西塚先生のお薦めは
「『福』に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣」喜多川泰
……幸福になるためのちょっとした習慣のすすめ。
最後は田中先生から人間の思考という点で真逆の2冊
「男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか トンデモ裁判傍聴レポ
ート」産経新聞社会部取材班
……罪を犯してしまった人間たちの共通点は思考停止して
しまうこと。自分自身の弱さとも笑いながら向き合える
おもしろい一冊。
「家族の歌 河野裕子の死を見つめた344日」
河野裕子 永田和宏 その家族
……死期を迎えようとする歌人河野裕子とそれを支えた家
族の短歌と何気ない日々の思いが綴られています。
三十一文字に込められた温かく、細やかで、深い
思考に心打たれる一冊。
夏休みも近いです。この夏、心に残る一冊との出会いをぜひ!
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