旅立ちの日に~卒業証書授与式~
2013/03/18 15:20
16日(土) 平成24年度卒業証書授与式が行われました。
朝、まだ照明もつけていない体育館では、式の中で卒業生が歌う曲の伴奏を担当する児童が、最後の練習をしていました。残念ながら、卒業後はみんなと違う中学校に行くことになっているので、この曲に込める想いは特別深いものがあるのでしょう。脇で小さく歌を口ずさんでリズムをとるお友達の優しい眼差しも印象に残りました。
教室では、登校してきた6年生に5年生がお祝いの胸花をつけていました。準備ができて、いよいよ式が始まります。
拍手の中、卒業生が入場します。皆胸を張り、堂々の入場です。
卒業証書が、校長先生から一人一人に授与されました。
前日まで高熱で休んでいた児童も、証書授与にはがんばって参加、みんなと一緒に卒業証書を受け取りました。
卒業後に別な学校へ進む児童がもう一人。立派な態度で卒業証書を受け取りました。
校長の式辞では6年間のがんばり、特に最上級生としてみんなの先頭に立ったこの1年の成長が讃えられ、自分を信じ励ましながら一歩一歩進んでいくように「大丈夫!」という言葉が贈られました。
PTA会長からの祝辞として、物まね芸人のコロッケさんが、いつも母親から言われていた言葉「あ・お・い・く・ま(あせるな おこるな いばるな くさるな まけるな)」が卒業生に贈られました。
PTAから卒業生に英和辞典のプレゼント。
卒業生からは、記念品として紅白幕をいただき、掲示板クロスの張り替えもしていただくことになりました。大切に使わせていただきます。
そして「門出の詩」。6年間の思い出、在校生へ託す思い、保護者、地域の方々、先生方への感謝の気持ちを呼びかけにして伝えます。
在校生からも、卒業をお祝いする心や、お世話になったことへの感謝の気持ちが伝えられました。
そして「門出の歌」を締めくくるのは6年生が歌う「旅立ちの日に」。みんなの想いを込めた歌声は圧巻でした。
その熱唱を支えたのは、朝早くから練習していた卒業児童の伴奏。優しい、けれど凛としたピアノの音は、会場の方々の感動を呼びました。
43名の卒業生は、希望を胸に巣立っていきました。
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