合唱発表会【2024】
2024/10/08 17:40
10月11日(金) 晴れ、風やや強し…
秋めいた一日です。薄く曇った空も風の色も、
木の葉の色も少しずつ色づいてきています…。
この間までの暑さが嘘のように、少し肌寒くもあります。
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文化の秋、芸術の秋…。来週末に行われる文化祭本番に
向けて先陣を切るように、合唱発表会が開催されました。
今年は、なんと八戸市公民館ホールで開催されます。
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会場の準備が着々と進む中、
始まりのその時を静かに待つ会場。
整然と並ぶ椅子。ステージを照らす照明。
その光に照らされるグランドピアノ。
ステージリハが行われるその傍らで、
続々と保護者の皆様が来場します。
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いよいよ、開会式。合唱コンクールが始まります。
声出しがわりの「校歌」が会場に響きます。
本番を控えた子供たちの緊張が伝わるようでもありました。
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1年生から始まります。
毎年のことながら、中学生の歌声がメロディーに乗せて
奏でられる響きも言葉(歌詞)も、胸を打ちます…。
【1年生】…爽やかで真っすぐな歌声でした。
1曲目…「夢の世界を」 詞:芙龍明子
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「落ち葉」「並木のいちょう」「夕日」
「小鳥のさえずり」「澄み渡る小川の流れ」
「思いであふれる道を駆け抜け」る青春の
目に焼き付く故郷の懐かしさが広がります。
・2曲目…「旅立ちの時」 詞:ドリアン助川
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「心風に吹かれるこの道さえも…」
「悲しみも笑顔もぬくもりも熱い思いに揺れて」
「微笑みながら振り向かずに…」
「虹色の彼方に語り掛けるこの時…」
「夢をつかむ者たちよ君だけの花を咲かそう」
沁みます…。
【2年生】…歌声と曲作りから成長と進化が伝わります。
・1曲目…「生命が羽ばたくとき」 詞:人見敬子
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「夢見ることは生きる力」
「夕日追いかけて夜を超えて本当の自分探す」
「愛することは生きる光」
「同じ空の下心尽くしこの時を共に歩む…」
熱いものがこみ上げます。
・2曲目…「カイト」 詞:米津玄師
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「離さないよう ぎゅっと強く 握りしめていた糸」
「そこから何が見えるのか ずっと知りたかった」
「その度にやまない夢と 空の青さを知っていく」
「誰も知らない物語を ひそかに忍ばせて」
「些細な傷に宿るもの 聞こえてくる どこからか」
勇気をもらえた気がします。
【3年生】…『一輪』軌跡と絆、思いを感じる歌声でした。
・1曲目…「この地球のどこかで」 詞:三浦恵子
「降り続いた雨も上がり 頬に夜明けの風を受けて…」
「あの日語った夢は いつまでも色あせることはない」
「共に流した涙 どこまでも嘘のない勇気だね」
「歩いていく道は きっと違うけれど」
「同じ空見上げているから 同じ空見上げているはず」
切なさを覚えずにはいられません。
・2曲目…「僕のこと」 詞:大森元貴
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「僕と君とでは何が違う?」
「がむしゃらに生きて誰が笑う?」
「幸せと思える今日も 夢敗れくじける今日も…」
「限りある永遠も 治りきらない傷も…」
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「得ては失い日々 意味はある?」
「誰かを好きでいる今日も 頬濡らし眠れる今日も…」
「青すぎた春を 忘れずにいたいと…」
「努力も孤独も 報われないことがある だけどね…」
「幸せに悩める今日も ボロボロになれている今日も…」
Mrs.GREEN APPLEさん名曲ですね。サッカーの応援歌
努力が必ず報われることが真実ではない。けれど、
今日まで歩いてきた軌跡は、かけがえのない真実だと、
別れることの必然と向き合う
出会うことの偶然と向き合う
旅立つことの意味と向き合う
3年生の子供たちの姿と重なります。
【閉会セレモニー】
まずは、指揮者賞と伴奏者賞の表彰です。
決して見せることのない影の努力に頭が下がります。
合唱を引っ張る素敵なリーダーの皆さんです。
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校長先生のお話からは、
『感動』の大きさが伝わってきました。
「胸のこの辺が…」と言いながら、
心の臓のあたりをさする姿が暖かかったですね。
瞬く間に過ぎた発表の時間の余韻をかみしめるような
閉会セレモニーとなりました。
一つ一つの歌詞が、メロディーに乗って
心の中に静かに染み込んでくる。そんな時間でした。
歌には、人の心に訴えかける力がある
毎年、合唱発表会や希望式、立志式、卒業式で
子どもたちの本気の歌を聞くにつれ、
思いのあふれる、思いの重なる歌に出会うたび
その思いは年々強くなるばかりです。
今年も、素敵な合唱発表会になりました。
本当にお疲れさまでした。
そして、次は文化祭。
皆様、乞うご期待です。