• 東高校への水平避難訓練
  • 2022/09/07 15:30
     9月7日(水) 快晴

     晴天のもと、秋の避難訓練が行われました。
     今回の目的は、大津波発生時の水平避難の経路や
     時間、及び安全性などの検証です。
     小中野中学校は、今春4月までは津波避難ビルに
     指定されていましたが、4月28日に公表された
     新しいハザードマップにより、大津波発生時は、
     5m~10mの浸水エリアの範囲に位置すること
     から、浸水エリアの外にあり、徒歩で30分以内
     の避難場所として八戸東高校を避難場所の候補と
     として選定し、その検証を行うこととしました。

     想定によると、地震発生から津波到達までには、
     およそ35分~~40分ほどかかる予想です。
     30分というのが、レッドラインです。

     水平避難訓練の様子です。





     避難訓練の開始前に、津波到達のシミュレーション
     映像を見てから始めたのですが、それが意識を高め
     たのかもしれません。みんな整然と、無言で黙々と
     歩き続けました。命がかかっているので、先生方も
     生徒もみんな真剣です。普段が真剣ではないという
     ことではありませんが、今日は特に真剣です。

     先頭が移動を始めてから26分16秒後、最後尾が
     避難場所である東高校に到着しました。目標とした
     時間は、少しの余裕をもってクリアできました。
     教室から校庭に避難するためにかかる時間をプラス
     しても、30分ちょっとです。
     時間的には大丈夫であることが検証できました。

     今回の訓練の結果を踏まえ、今後、様々な角度から
     話合いを重ね、災害時のベストな避難方法を構築し
     てまいります。
     
     今日はとても有意義な訓練でした。
     でも、暑かった……。

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