多賀小学校ブログ
  • 出張ブックトーク
  • 2018/08/24 17:50
     八戸市教育委員会の事業で好評の「ブッククーポン」。
     今年は使用期限が1か月延び、9月末日まで使えます。
     まだクーポンが残っているご家庭の皆さんは、焦らずじっくりと本をお選びください。
     
     さて、今日はそのブッククーポンの事業と関連して、「出張ブックトーク」が行われました。
     講師は、八戸工業高等専門学校の戸田山教授と、八戸ブックセンター企画運営専門員の森さんでした。
     お二方は,ブッククーポンで購入するお薦めの図書を選定された方々です。
     
     2時間目は高学年、3時間目は低学年、4時間目は中学年が対象でした。
     蒸し暑く、工事の騒音も響く中でしたが、お二人の先生が紹介してくださる本の世界に、子どもたちはどんどん誘われていきました。
     そして、学年に応じたお薦めの図書紹介が終わると、子どもたちは自由に本を手にとって時間の許す限り読みふけっていました。

     かつて美智子皇后陛下は、インドのニューデリーで開催された国際児童図書評議会第26回世界大会において、ビデオテープで基調講演をされました。
     子ども時代の読書体験について語られたその内容は、『橋をかける』という題名の本になって本屋さんでも売られています。
     人は読書を通して、自分が経験したことのない世界を旅し、次々に仮想体験を重ね、思考を深め情操を豊かにするものです。
     それはまさに、読書が新しい世界に橋をかけていると言えますね。
     
     今日の学習をきっかけにして、多賀小学校の子どもたちが読書を通して新たな橋をかけ続けていくことを願ってやみません。

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