多賀小学校ブログ
  • 着衣泳
  • 2018/07/20 12:00
     終業式前日、本校プールで着衣泳の学習が行われました。
     9月のプール納め前に行う学校が多い中、本校では夏休み前に行うのが慣例です。
     夏休みは川や海などに出かけるご家庭が多く、全国で水難事故が後を絶たないからです。
     
     2校時は下学年、3校時は上学年がそれぞれ行いました。
     どの学年の子どもたちにも共通して教えることは、浮くことです。
     もし水に落ちても、救助が来るまで浮いていられれば、助かる可能性が高まります。
     
     西日本では記録的な大雨により多大な被害が出ており、尊い人命も多数失われております。
     改めて水の怖さを知り、いかにして自分の命を守るか考えるきっかけにしてほしいものです。
     
     下学年の子どもたち。
     服を着たままでは動きにくいことを体感しています。
     水着の時と同じようには泳げません。
     浮き方の練習です。
     腰を曲げず、体をまっすぐに伸ばすことがポイント。
     空のペットボトルのような浮くものがあるとさらに浮きやすくなります。
     教師の指導で、浮くことがだんだん上手にできるようになってきました。

     続いては、上学年。
     
     みんなで走って、プールの中に渦の流れをつくっています。
     走れ、走れ、もっと速く!
     渦づくりSTOP!
     そして、進行方向を逆に!
     なんと言うことでしょう!
     水に押されて,体が前に進みません。
     次は、友達に手を離されて、プールサイドから後ろ向きにドボン!
     思わず水に落ちたとき、人はどうなってしまうのでしょう?
     頭が真っ白になるようです。 
     今こんな学習中だと分かっていても、やはり怖いようです。
     最後は、浮く練習。
     やはり上学年は,毎年やってきただけあって長く浮いていられます。
     でも、本当の川や海は波やうねりがあります。落ちることが無いように、くれぐれも気をつけてほしいものです。

      

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