尊い犠牲
2022/02/07 14:30
2月7日(月)に6年生がお墓に行きました。
学校の東側、田代に向かう坂道を上がると孫平山墓地があります。
そこには、島守に住むご先祖様達が眠っているのですが、墓地の北側の一角に戦争で亡くなった方々がかたまっています。
(もちろん、お墓の敷地に戦死者供養塔を立てている家もいくつかあります。)
歴史学習も昭和時代に入り、第2次世界大戦を学習する時期になってきました。
時代が下ると覚えることが多く、暗記教科になりがちな歴史ですので、自分達との関わりを感じながら学習を進めたいと思い、ここに来ました。
きちんと墓地に入るときと出るときは手を合わせて拝み、墓碑を調べ始めました。
分からない部分は教師が補足しながら、子ども達は以下のようなことを調べることができました。
・とにかく若い20代の人ばかり亡くなっている。
・死んだ場所は、中国、南太平洋の島、日本近海…これらの場所全てで戦闘があった。
・ということは、相手の国は一つじゃない?!
子ども達に聞くと、お家でも戦争に行ったご先祖の話を聞いたことがある子が何人かいました。
よく聞いておくように言いましたので、知っている方は教えてあげてください。
今週から、これらを手がかりに先の大戦について当時の人々の心情を想像しながら学習を進めていこうと思います。
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