八戸市立三条小学校 ブログ
~自分を伸ばそう 三条っ子~
  • 10年目の3.11を迎えて
  • 2021/03/11 09:30
    3月11日(木)、春らしい暖かな日差しが差し込む中、
    東日本大震災から10年目の日を迎えました。
    <3階廊下から眺めた、今朝の風景>

    あの大震災から10年目。
    大震災が起きたあの日、2歳だった6年生も、

    1歳だった5年生も、

    そして、お母さんのおなかの中にいた3年生も、

    みんな、みんな、大きく成長して、毎日の学校生活を、
    そして、当たり前の生活を送ることの喜びをかみしめながら、
    力いっぱいがんばっています。

    先日9日の全校集会(放送)で、東日本大震災のことに
    ふれながら、防災について話をしました。
    その中で、大震災やその後の津波から命を守ることと
    ともに、八戸駅からの150人もの交通難民の避難所と
    なった体育館で、温かく一生懸命に支援をした三条地区
    の方々のことや、当時の子どもたちが岩手に送った手紙
    についてもふれました。

    <子どもたちの感想から>
    〇わたしは日本のみんなで力をあわせて津波と戦ったのが
     すごいと思いました。この話を聞いて、ふつうに生きる
     のは当たり前じゃないとわかりました。何があっても、
     自分の命は自分で守らなきゃいけないと、今日、とても
     そう思いました。
    〇遠くのところから来た人が帰れなくなって困ったのを
     助けた三条は、助け合いの三条なんだと思いました。
    〇私は、東日本大震災の話を聞いて、地域の人たちは大変
     だったんだなと思いました。もし、また東日本大震災の
     ような地震があったら、自分の身を守りながら、ほかの
     人も助けたいです。
    〇私は、東日本大震災はとても大きな地震だったと知りました。
     私は、自分の命だけじゃなくまわりの人の命も守っていきたい
     です。八戸は、とても幸せだたっと知りました。自分の命と
     人の命のつながりをもっと知りたいなと思いました。

    子どもたちに、10年前のこと、その後の復興のことなどを伝え、
    「絆」をしっかりとつないでいく日にしたいと思っています。


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