県民対話集会#あおばな
2023/11/07 08:00
令和5年10月26日(木)に、青森県知事 宮下宗一郎氏をお招きし、「県民対話集会#あおばな」が本校体育館で行われました。始めに、スライドショーによる本校の紹介が行われ、次に3学年合唱「思い出は空に」が披露されました。そして、意見交換として、3学年の生徒たちが総合的な学習の時間で、グループ毎に取り組んできた「地域貢献~地域活性化についてのアイディア」について、各グループの代表(6名)が以下のように提案し、知事から助言をいただきました。
①街中や学校周辺に自習できる場所を設置してはどうか、②廃校を活用して「体験型脱出ゲーム」を行ってみてはどうか、③子育て支援として「シッター制度」と「子育て相談施設」を設置してはどうか、④中高一貫校を増やして、難関大学等への合格を目指す生徒を育成してはどうか、⑤古民家マーケットとして、「中心繁華街でのイベント」や「地域活性化に向けた取組」を実施してはどうか、⑥農業後継者不足解消のため、「おてつたび」を導入してはどうか、等の提案が出されました。
知事からは、生徒たちが、地域についてよく勉強しているとお褒めの言葉をいただきましたが、各提案を実現させるための予算獲得のためには、県民に納得してもらう必要があり、もっと具体的なデータや根拠を示す必要があるとの助言をいただきました。また、生徒の皆さんも県民の一人であり、提案するだけでなく、それを実現させるために、県民の一人として、具体的に何ができるのかを一緒に考えてほしい、と今後の方向性を示すアドバイスもいただきました。
最後に、知事から、クラス対抗の「野球ボール」を使った簡単なゲームが紹介され、生徒たちは、いかにして速くゴールに到達できるのか、クラス毎に作戦会議を開きました。ゲームの終了時に、知事は、あらためて「対話の重要性」について話されました。先行き不透明なこれからの社会を生き抜く生徒たちに、主体性を持って、答えを探し続けることの大切さ、対話をし続けることの大切さについて、お話をされ、これが宮下知事からの講評となりました。
3学年の生徒たちにとって、かけがえのない生きた学びとなりました。
写真は、知事との意見交換の場面、各提案に対して知事がコメントしている場面、知事の問いかけに対して生徒が挙手で答える場面、合唱を披露している場面、です。
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