• 出前授業・出前講座の開催【2学年】
  • 2025/11/18 10:10
     11月18日(火) 雪のち曇り

     今朝は、記念すべき今年の初雪です。
     先週末あたりから、一気に落ち葉の量が増えたなと
     感じておりましたが、冬の接近を周りの木々たちが
     教えてくれていたのですね。今思えば…。

     さて、今日は5・6時間目を使って出前授業
     『すまい職人きらりアップ体験』が開催されました。

     これは、
     青森県県土整備部建築住宅課が行っている事業です。
     その【目的】は次のとおりです。
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     青森県住宅リフォーム推進協議会と青森県は、
     青森県すまい職人きらりアップ計画
    」に基づき、
     子ども達が、住宅(すまい)ができるまでの過程を
     知ることや、すまいづくりに携わる職人とのふれあい
     をとおして、職人という仕事に理解を深め、興味や
     関心を高めることにより、すまい職人を目指す
     きっかけづくりを行うことを目的とする。

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     講師を務めてくださるのは、
     むつ高等技術専門校の職員の方々です。
     コーディネートしてくださったのは
     県土整備部建築住宅課の方々です。
     開始1時間以上前から会場準備をしてくださっていました。


     まずは、住まいができる過程のDVD視聴します。

     続いて、大工道具とその使い方などを聞きました。

     そして、木材加工の組み立てを実演してくださいます。
     「ヒバ」と「スギ」の太い角材の結合作業です。
     子どもたちは、前のめりになって作業に見入ります。
     時に歓声をあげたり、時にエールが始まったり、
     なかなかいい雰囲気を演出する粋な子どもたちです。


     完成した合体角材の強度を確かめるべく、
     子供たちが、「せ~の」で上がってみますが、
     びくともしません。さすが「匠の技」です。
     しかも、あっという間に仕上げてしまいました。
     手際の良さも、チームワークも、さすがです。


     さあ、いよいよです。体験・演習のお時間です。
     「かんな掛け」「ベンチづくり」「墨打ち」の
     三つの班に分かれて、実際に作業してみました。

     『かんな掛けの様子』です。


     次に『ベンチづくり』の様子です。


     そして、『墨打ち』の様子です。



     ひと通り体験を終え、記念撮影を行い、
     お礼の言葉と挨拶をして終了となりました。

     実際に大工の道に進む生徒は少ないのかもしれません。
     それでも、様々な仕事があることを学べたこと。
     その中の木材加工の職人の技を実際に目にできたこと。
     ひとつの技術を極めることの凄さを実感できたこと。
     仕事への誇り。働くことの意義。人の役に立つこと。
     協力して何かを作り上げるかけがえのなさ。
     きっと、大切な何かを感じ取れたはずです。
     未来につながる大切な何かを。
     今を大切に生きることの意味を。

     夢追い人であれ! 頑張れ2年生!



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