• 4年生社会科見学④
  • 2018/06/16 16:20
    最後の見学地は、リサイクルプラザのすぐ近くにある清掃工場です。
    こちらは、再生やリサイクルを目的とするのではなく、燃やせるゴミを
    焼却するための施設です。
    仕組みは難しくはありませんが、規模を考えると、とてつもない工夫と技術が
    盛り込まれています。





    焼却炉は、365日24時間稼働しているそうです。メンテナンスのために、
    2台を交代交代で動かしているようですが、ずっと稼働しているのは驚きでした。


    制御室。適切に燃焼しているかなどもモニターできます。
    搬入直後の燃えるゴミ。この中には入りたくないです・・・(>o<)


    人口減に伴い、出されるゴミの量が処理能力を超えることはなさそうですが、
    無駄なゴミを出さないよう、知恵を絞っていく必要があります。

    子どもから質問が出ました。
    「汚い煙が出ていないのに、どうして山中にあるのですか?」

    回答は「煙が上がることで、汚いイメージを持たれる。ま
    た回収されたゴミの集積場は、結構な悪臭を放ちます。その意味で、居住地とは離れた場所にあります。」

    燃えるゴミの中に、考えられないような「燃やせないゴミ」が混入していることあるそうで、ひどければ、
    設備を壊してしまうとのこと。また、そうした燃やせないゴミを発見したときには、職員の方々が、
    悪臭漂うゴミの中に入り、手作業で取り除かなければいけないとのことでした。


    子供たちの左側に置かれているのが、燃えるゴミとして回収された品々。
    鉄板・車部品・包丁などなど!!


    一人一人ができることはたくさんありそうです。

    1日に4つの施設を見学した4年生。日常生活の中で、考え・判断し、実行することができる年齢です。
    見学の意義はとても大きかったと思います。
    子供たちの、シオリには、学んだことがびっしりと書かれていました。まさに生きた学習です。



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