江南小学校ブログ
  • てだのふあ№51「お手紙⑦」
  • 2014/07/02 10:00
    子どもたちのテキストには挿絵がないほかに、もう一つ「しかけ」が作ってあります。それは「かたつむり」の部分が空欄になっているのです。この学習を始めた時から子どもたちは、空欄に入る人物を予想しながら学習を進めてきました。今日は、まずこれまでどんな人物だと予想してきたかを聞きました。



    福田学級名物の「秘密の筒」です。国語だけでなく、いろいろな場面で登場します。これで、予想を聞いていきます。
    予想するのが難しいという子もいることを考えて、選択肢を示しました。「みつばち」と「かたつむり」です。「どっちだと思う?」と聞くと、ほとんどの子が「かたつむり」だと答えました。早くも「理由も言える!」という子もいます。そこで、なぜ「かたつむり」だと思ったのか、ノートに書くことにしました。





    ノートに自分の考えを書いた後に、発表しました。なぜ、かたつむりだと思ったか、なぜ、みつばちは違うと思ったのかを発表しました。



    正解は、「かたつむり」だということを明かすと、「やったあ。」と歓声が上がりました。
    その後、「でも、かたつむりに頼んだのは、失敗だよね。」と投げかけると、子どもたちは「えっ?」という表情を見せました。思考が動き始めた瞬間です。少しして、「いや、失敗じゃないと思うな。」という声が聞こえてきました。
    少し難しい問題だったので隣の友達と相談する時間を取りました。



    その後の話し合いで、かたつむりくんだと遅くて、待っている時間が長いので、その分、「お楽しみの時間」が長くなるから、失敗とは言えないというまとめにたどり着きました。
    多くの先生方に見られての研究授業でしたが、緊張した様子もなく、いつも通り元気に学習することができました。


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