• 立志記念講演会
  • 2025/03/03 12:00
     令和7年2月28日(金)IN 体育館 薄曇り

     立志式を無事にやり終えた2年生は、
     式を成功させた高揚感と、大人びた思いを胸に、
     ちょっとの休憩の後、記念講演会に臨みます。

     本日講師を務めてくださるのは、
     八戸市民病院CEOの今明秀先生です。
     救命救急の世界では、知らない人がいない、
     救命救急の世界でなくとも、知らない人はいない、
     超のつく有名人です。来ていただけるとは有り難い…。
     本当に貴重な経験です。
     いよいよ講演が始まりました。
     まずは、今日話す上でのご自分の目標から…。
     「子供たちが最後まで寝ない!」
     なるほど、この後展開されるスライドとトークの
     遊び心と熱い心が、あざなえる縄のごとく繰り広げられる
     巧みな空間に、まんまと引きずりこまれました。
     スライドの完成度の高さと、あふれそうな思いを
     圧倒されているのに、楽しんでいる自分がいます。



     『医術廻戦』というタイトル。そしてスライド。
     一瞬で心をつかまれてしまいました。
     ほかにも、「鬼滅の刃」「エバンゲリオン」
     「推しの子」さらには「ディズニー」まで…。
     お話の合間合間にさ差し込まれるのですが、
     それが、ちゃんと意味を持っている。
     いつもなら、すぐに船をこいでしまう子も
     今日は、俄然、前のめりです。



     ご自分の半生とその軌跡、取り組みを紹介して
     くださるのですが、すごいことを成してきているのに、
     偉ぶらず、押しつけがましさなど微塵もなく
     楽しそうに、自然体で、飾らず、真っすぐに、
     優しく、誠実に、柔らかな表情で、熱く、熱く、
     身振り手振りを交え、前のめりで、語り掛けるように
     問いかけてくれました。メッセージ性の強いお話でした。
     わかりやすくて面白かった…。何より説得力がありました。
     そして、そして、スライドの工夫が凄すぎました。
     まさに、『マニアック』のレベルでした。



     立志式のテーマやサブタイトルまで盛り込んでくださり、
     「仲間」のこと「瞬発力」のこと、そして「挑む」こと。
     ご自分の経験と重ねてお話しくださったことが
     本当にありがたかったです。
     子供たちも、自分たちの立てた目標が
     人生と深く結びついているということを、
     強く実感できたに違いありません

     最後にお話しくださった。「折れない心」のお話。
     とっても良かった…。
     「頑丈」ではなく「しなやか」であること。
     本校の教育目標の中にもある言葉ですが、
     とっても、響きました。
     大切な、大切な時間でした。


     質問も、たくさん出ました。
     最後に、生徒を代表してお礼の言葉をK君が述べます。

     立志式を終えた生徒にとって、 
     心の中でさまざまな化学変化がおきてるだろうなと
     一緒に話を聞きながら、わくわくさせられました。

     最後に、講師の今先生も交えての記念撮影!
     みんな表情が晴れやかですね。


     お忙しい中、お話くださった今先生。
     本当にありがとうございました。


     
     沈む夕日に、柔らかにあたたかに赤みを増す地平の
     その先にある未来をしみじみと思います。
     この子たちが、たくましく歩むだろう未来が
     素敵な世界であることを祈りながら…。



     最高の立志式でした。
     素敵な一日でした。


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