厳冬期の水平避難訓練
2024/03/12 07:30
3月11日(月) 曇天
曇り空のもと、厳冬期の避難訓練が行われました。
今回の目的は、大津波発生時の水平避難の経路や
時間、及安全性などについての厳冬期の検証です。
一次避難場所として策定している八戸東高校への
避難経路は果たして大丈夫なのか…。
水平避難訓練の様子です。
避難訓練の開始前に、津波到達のシミュレーション
映像を見てから始めたのですが、それが意識を高め
たのかもしれません。みんな整然と、無言で黙々と
歩き続けました。命がかかっているので、先生方も
生徒もみんな真剣そのもの。しかし、かなりのハイ
ペースにくたくたになりました。
先頭が移動を始めてから26分22秒後、最後尾が
避難場所である東高校に到着しました。目標とした
時間は、少しの余裕をもってクリアできました。
教室から校庭に避難するためにかかる時間をプラス
しても、30分ちょっとです。
今回の訓練の結果を踏まえ、今後、様々な角度から
話合いを重ね、厳冬期のベストな避難方法を構築し
てまいります。今会期になったところは、予定して
いた避難経路の途中、何か所か落雪の注意が必要な
箇所があったことです。また、1列歩行を余儀なく
去れるところもありました。大雪の直後に、震災が
起きた場合には、1.5倍の時間がかかることを想定
して、不慮の事態への対応策も必要になりそうです。
今日はとても有意義な訓練でした。
でも、疲れた……。