• 文化祭2023【ステージ発表①】
  • 2023/10/24 09:50
     文化祭本番、こちらはステージ発表です。その前に…、

     朝早くから、おやじの会の方々が、
     やきそばとたこ焼きの調理をはじめています。
     今年は、当日販売も復活しました。うれしい光景です。


     開祭セレモニーから始まります。
     ステージのスクリーンに映像が流れ始めました。
     もはや恒例となっているオープニングムービーです。
     さて、今年も物語が始まります。
     体育祭で大失恋をしてしまった星野君が、なんと
     闇落ちしてしまいます。勃発する闇と正義の戦い。
     星野君や、さらわれていった人々を救出すべく戦う、
     闇の四天王とコナ中戦士たちの戦いの様子を描いた、
     壮大でコミカルな作品に今年も仕上がりました。


     最初に登場する四天王は、マッドサイエンティスト。
     あやしげな研究者風の怪人の必殺技『減数分裂』
     には、個人的に最も驚かされました…。すごい。
     腹筋への大きなダメージです。不意の直撃。
     その後も、チョコーレートモンスター。ホワイト
     デビル。Jピタゴラス。それらの難敵を次々と倒し、
     最後に現れたスーパーマッチョな敵と相対します。
     ラスボスの胸筋開脚のすさまじさに脱帽です。

     無事にみんなを見事に救い出し、なにより星野君を
     闇落ちから連れ戻し、安心して文化祭を始められる
     平和な世の中に、戻したところで、幕が上がります。
     テーマ看板に込めた思い、願いが語られます。
     全校の気持ちがいい感じに高まったところで、
     いよいよ、文化祭の始まりが宣言されました。

     演目①:『朳・虎舞』です。
     今年も先に演じられるのが「えんぶり」です。
     国から重要無形民俗文化財に指定されている
     芸能史的価値の高い八戸独自の郷土芸能です。

     生徒の役割は様々です。
     『親方』『太夫』『えびす舞』『松の舞』
     『大黒舞』『歌』『笛』『太鼓』
     そして『手平鉦』に分かれて演じます。

     『太夫』たちによる「摺り始め」「中の摺り」
     途中に祝舞として『松の舞』『えびす舞』
     さらに『大黒舞』などの祝舞が披露されます。 


       続いて演じるのは虎舞です。
     全国的には『獅子舞』が一般的ですが、
     三陸沿岸の一部では伝統的に虎舞が主流です。 

     こちらも生徒の役割が様々です。
     『親方』『虎(前足)』『虎(後足)』
     『ひょっとこ』『ささら』『笛』『太鼓』
     そして『手平鉦』に分かれて演じます。

     それぞれが、自分の役割をきっちり果たし、
     見事に虎舞を演じ切りました。伝統芸能を、 
     立派に継承する姿に、感動を覚えます。
     
     「虎舞」も「えんぶり」も2年生から1年生へと
     伝統が受け継がれるように、教えられていきます。
     この取り組みが見事です。素晴らしい取り組みです。
     本番までの道のりこそが、大きな財産です。
     指導に来てくださった、、朳組・虎舞組の方々に
     感謝感謝です。

    演目②:『英語弁論』です。
     
     3年生の女子3名が発表してくれました。
     まず、暗唱の部の発表です。ネコのゾルバが母のいない
     カモメの子供を育てていく物語でした。場面ごとに、
     表情や声を変えながら上手に語り聞かせます。

     次も暗唱の部です。5歳で亡くなってしまった女の子。
     その後に家族に奇跡が起こります。一体何が起こるのか、
     とっても、感動的なお話でした…。
     最後に、創作の部の発表です。女の子ならみんな興味の
     あるファッション。それは自分にとっても自信をくれる。
     しかし、それが実は地球環境を悪くさせる原因に…。

     意見発表へと広がる展開が秀逸でした。

     この後、休憩をはさんで、前日祭の目玉イベントから
     今年、当日祭へと発表の場をグレードアップさせた、
     『学級ダンス』発表です。

    演目③:『学級ダンス発表』です。
     2・3年生が学級全員でダンスに取り組んで完成させた
     集団パフォーマンスの様子です。
     
     まずは、2年1組からです。


     女子のレベルが高いですね。本格的です。
     そして、なによりとても楽しそう。
     男子は、ぱらぱらに挑戦してました。

     続いて、3年1組です。


     女子は女々しくてからスタート。惹きつけます。
     対して男子は、可愛い系のダンスに挑戦。
     最後はマルマルモリモリでノリノリで盛り上げます。

     最後に登場したのが3年2組。 


     男子スタート。とにかく元気に踊ります。
     女子は、可愛いらしくディズニーソングにチャレンジ。
     最後は全員で「南中ソーラン」。迫力のステージで
     締めくくりました。

     どのクラスも、みんな上手でした。
     フォーメーションや位置関係が、工夫され、
     役割分担やパート分けがきちんとしていて
     なかなかレベルが高いと感じました。
     ちょっと、年寄じみた言い方になりますが、
     今の若い人たちは、本当に踊りがうまい…。

     学級全員で踊るっていいですね。
     みんなで考え、ああだこうだといいながら、
     一緒に練習した日々こそが、かけがえのない財産です。
     1年生は、今年は研修期間です。来年が楽しみです。

     この後、午前の部最後を飾る
     「吹奏楽部ステージ」へと続きます。
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