小中野小学校ブログ
  • 2/18 えんぶり鑑賞会
  • 2025/02/18 09:40
    2月18日(火)、昨日開幕した八戸えんぶり。
    そして、今朝一番に小中野えんぶり組による
    えんぶり鑑賞会を開催しました。さあ、入場です。


    太夫による「摺りこみ・摺りはじめ」で開演です。

    独特のリズムのお囃子。
    そして、太夫の勇壮な摺り。

    年の初め祝いに歌に始まり、苗代に種をまき、
    馬に田を耕させる田植え準備を表す摺りです。

    勇壮な舞に、子供たちの視線は開始から釘付け。


    えんぶり摺りの合間に行われる楽しい祝福芸。
    祝福芸1番目は、「松の舞」です。

    農作業中の休憩中、松の枝を持って踊ったのが
    始まりと言われる舞です。

    次に披露された祝福舞は、「えんこえんこ」。

    いつも一緒に過ごす同じ学級の子の舞に、
    心ひかれる子供たち。

    舞のあとには、子供たちが手にしていた銭太鼓
    を見せてくれました。
    赤子をあやすときに使われたという道具。


    1年生は初めて見るのかな? 興味深そうですね。


    「中の摺り」のあとには、太夫がかぶる烏帽子や
    つまごなどについて説明してくださいました。
    説明してくださったのは、3年生のえんぶり学習会
    でもお世話になった竹田さんです。


    3人の太夫がかぶる烏帽子、それぞれに描かれて
    いる絵がちがいます。


    そして、何とサプライズで、代表児童に烏帽子を
    かぶってもらうことに。
    竹田さんから「持った感想は」と聞かれ、
    「思ったよりも軽いなあ」と感想を。この後…


    準備の合間に、「のぼり旗」の上についている
    「二番」札の説明もしてくださいました。
    なんと、小中野組は、開幕4日前の13日(木)
    お昼から番取りをしていたそうです。すごい!


    烏帽子をかぶって、さあ実演。


    実演終了後に再び感想を聞かれ、
    「頭を振るのが大変! 首がもげそうになった…」

    この激しい摺りを1日中、門付けなどで何度も
    行うのですから、太夫さんはすごい!

    祝福芸に戻り、今度は「大黒舞」です。


    そして、「えびす舞」。
    恵比寿様が鯛を釣る様子を、釣竿と扇子を使って
    舞います。コミカルな演技もあり、大人気です。

    そして、えびす舞を舞うこの子も小中野の子。

    「上手な舞だなあ~」友達の素晴らしい舞に
    感心しきりのこ子供たち。


    不思議なマジックを見ているような「金輪切り」
    のあとは、こちらも実物に触れてみました。


    「輪に切れている所がないな、
     どうなっているのかな?」不思議いっぱい…


    そして、楽しかった鑑賞会も終わりの時間に。
    最後の摺り「摺りおさめ」です。


    そして、「畦留め」(くろどめ)

    大事な田から水が漏れないように、呪文の言葉を
    唱え、終了となりました。

    最後に、6年生の子が代表でお礼を伝えました。


    今日の鑑賞会は、八戸の歴史と文化を生で感じる
    よい機会となりました。。
    今週は、真冬に逆戻りの1週間になる予報です。
    小中野えんぶり組の皆さん、外での活動も多く
    あると思いますが、どうぞ、頑張ってください。
    えんぶりの舞で、春はもうすぐ。

    <昨日17日の一斉摺りで>
    昨日、まち中で開催された一斉摺りの様子です。
    場所は、はっちなな斜め前。
    摺りが始まった途端に、まわりは人垣でいっぱい。


    かわいらしい舞も披露してくれました。


    一斉摺りでの舞を無事に終え、安心した様子も。
    すばらしい舞でしたよ。


    全演目が終わると、駆けつけた小中野っ子たちが
    友達のところに集まって祝福です!





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