八戸市立市野沢小学校
  • 給食に付いたケーキの箱・・・何気に活用力を試す!
  • 2010/12/17 13:00
     給食にケーキが付きました。ショートケーキ型だと三角柱なので、何個並べたら円(360°)になるかを問う(1個やく30°なので12個で円になります)問題を出します。
     昨日は、立方体の箱に入ったブッシュドノエル(木の幹型)でした。箱に丁寧に開き方まで書いていました。
     そこで、「箱の辺を何回切ったら開いて食べやすくなるかな?面をばらばらにしないで。」と尋ねます。犬なら開かなくて臭いでケーキだとわかる、3面切ったらケーキは見えるが取り出しにくい・・・。
     子供たちから、「4×3=12」とか「のこり5」「7回切る」「5+7=12」などと式や数字が飛び交います。画像画像
     12は辺が12あること、4×3は4面が上・高さ・下とあること、5は展開図は5つの辺でつながっていること、7は7回切ると展開図になること、5+7はその確かめをしているのです。
     給食なのにここまでやらなくても、と考えるでしょうが、習った知識やアイディアを使いたくなる場面を意図的に設定しないことには、育ちません。授業以外にいかに、使ってみたい、つかえるかも?と子供たちに思わせるかが大事です。
     このような何気ない働きかけも、育てられたい力、と子供たちが感じてくれるのではないでしょうか。 関連タグ:動き出す子供たち
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