全校朝会(防災学習)
2016/03/11 09:30
<ねらい>
・東日本大震災の体験を風化させることなく、児童の防災意識の高揚を図る。
・東日本大震災の教訓を受け継ぎ災害に対して「自分の命は自分で守る」という態度を育成する。
今朝は、全校朝会を放送で、校長先生のお話を聞きました。
今日は3月11日です。5年前のこの日に東日本大震災が起こりました。たくさんの人が犠牲になりました。およそ二万人です。その犠牲になった方々のために、黙とうをしたいと思います。
全校のみんなで、黙とうしました。
東日本大震災は、6年生が1年生の最後のときでしたね。この大震災は、大地の揺れだけではなく、大きな津波をもたらし、原子力発電所の事故も起きて、大切な家族や友達を失ったり、離ればなれになった人、思い出の詰まった家や学校を無くしたり、生活できなくなったり、仕事が出来なくなったりした人もたくさん居ます。
中でも一番被害者が多かったのは宮城県です。今日は、宮城県の子どもの作文を紹介します。
(PDFファイル)
八戸市では、この日に学んだことをしっかりと次に生かしていけるようにしましょうと防災教育の日としています。おうちでも、家族の皆さんと防災ノートを使って、家庭でのルールなどを話し合っておくといいですね。また、八戸市ではこのような災害等で学校の給食が作れなくなったときのために、非常用のカレーを準備してくださっています。今日は、そのカレーを食べる練習もあります。
学校が避難所になる場合もあります。そうなれば、学校にたくさんの人が集まってきます。車いすの方や小さい赤ちゃんが来るかも知れません。そうなったら、皆さんに、「体育館はこちらです。」とか、「トイレをご案内します。」などとお願いすることになります。普段から言葉遣いや礼儀など、しっかりと身につけておく事も大切ですね。この作文のように、当たり前にできることに感謝して、助け合うことを普段からできるように心がけていきましょう。
お話を終わります。
この放送朝会の後、防災ノートで学習をしたり、避難経路を確認しました。
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