• 全校朝会(校長先生のお話)
  • 2015/02/04 08:30
    今朝の全校朝会(校長先生のお話)は、放送で行われました。



     
    今日は立春です。昔は、この立春の日から一年が始まったそうです。新しい一年を迎える立春には、その一年がいい年であるようにと願いを込めて、『立春大吉』lという言葉を掲げることがあるようです。この文字に、真ん中から線を引くと、四文字とも右と左も同じになります。また、裏から見ても同じように立春大吉と読むことができます。
     

     
    その昔、立春大吉と書かれた御札が貼ってあった家に、鬼が入ったことがありました。ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見えた立春大吉の文字が見えました。鬼は「まだ入っていなかったのだ。」と思い、逆戻りして出て行ってしまったというお話があります。

     

    立春は、コメ作りの人たちにも特別大切な日です。米という漢字はこのように八十八となります。立春の日から数えて八十八日目は、種まきの日なのです。

     

    日本人がよく飲むお茶についても同じです。八十八夜のころに摘み取られた新芽からつくられる新茶は、特別においしいといわれています。
     

    立春の日はいろいろなことに関係している始まりの日なのですね。日本には、一年の始まりがいろいろあります。カレンダーの始まりの一月一日、昔の一年の始まりの立春、新しい学年の始まりの4月…。また今日から心のスイッチを入れてなおして、がんばっていきましょう。




     
     
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